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ポルトガル紀行 - 食編

いよいよ始まります、ポルトガル紀行。

まずは、食編、つまりお料理ですね。
さすが海洋国家、というか、海岸が半分というお国柄。海鮮料理の美味しいこと、まぁ半端なかったですよ。(我が英国、全国海に囲まれているのに、、魚をあまり食べないー!残念😢)

では、早速お写真を^_^

エイの炭焼きグリルと貝のアンサンブル

↑メニューは見ないで、店内に飾られている新鮮そうな(毎朝に入荷?)魚介類の陳列を見て、ウェイターのお勧めのエイ(ゆうに40cm超えで、二人でシェア)をチョイス。夜の席を予約しました。大きなお魚をみんなでシェアというのは普通です。炭焼きだと更に美味しい😋。メインはエイ。サラダとポテトも注文しました。

食編の初めは、リスボンから電車でほぼ1時間南に行ったセトゥーバル(Setúbal)に滞在。
今回の旅行は、リスボン5泊、セトゥーバル4泊、最後の一泊がリスボンという日程だったのですね。

セトゥーバル最初の二日間は、久しぶりに私の手料理です。民泊でしたからね。
スーパー(Pingo Doce、大きなチェーン店)のピリピリチキンとチップス、他サラダ類もね。悪くはなかったですよ。ポルトガルのスーパー事情は別項で。
二日目はラビオリとサラダ。本当は魚料理でもと思ったけど、、、、まぁ、宿泊先は民泊、こんなものですね。それでも、醤油、酒、味醂は50cc内で持っていきました。
ポルトガル料理は美味しい、本当に美味しいんです。新鮮な魚介類てんこ盛りですからね。でも、、、日本人の私としては、これに醤油をたらせばパーフェクトなんだけどと、毎回思いました。(日本人の性?)
↓「Restrante Soler do Marquês de Stúbal」

タコ(Polvo à Lagareiro)とカジキの炭焼き


そうそう、今思い出しました。
セトゥーバルに着いて、チャックインに時間があるので街を散策しながら、昼食のレストラン探しです。港、フェリー乗り場近くのレストランで、ご当地料理の「Choco frito」チョコフリット/モンゴウイカのフライ、をいただきました。写真なし。
まぁまぁの美味しさですね。セトゥーバルのレストランではどこでもあります。
日本人は結構揚げ加減を調整しますけど、こちらはレストランによって、普通に揚げすぎが多いかなって印象でした。そこがレストランの良し悪しを決めるのでしょうね、きっと。

さて、リスボン(Lisboa)です。

LxFactry のレストラン

↑これ、乾燥塩ダラBacalhau(Salted cod)のサラダ。べレームの帰りに寄ったおしゃれなエリア(LxFactry、ほぼ橋の下辺です。TramE15でもバスでも行きますが、バス停がどこだったか、、、?)
ちょうどお昼時、フラッと入ったレストラン(カフェっぽい)でいただいたバカラウのサラダ、乾燥塩ダラをマリネしていて凄くソフト。本当に美味しかったです。
チックピー、オニオン、コリアンダーやトマト、いろいろマリネしていました。向こう側のはポテトと何お肉だったかのサンドイッチ。多分ポーク。
主人は、ほぼお肉系。ただ今回の旅では、Sardinhas assadas (Grilled sardines)を、有名なので数回試しましたが、いずれも外れ、普通だったそうです。炭火焼きじゃなかった感じですが、、、。今回は、私、ほとんどお肉を頼んでいません。お魚三昧でした。正解でしたよ。
Googleに出てこないので店名は確認していませんが、「REERs」かな?

Coner,

↑このサーモンたたき(実は名前はわからない)、アボカドと下にロケットを敷いてあって、凄く美味しかったんです。驚くぐらい。ラスクみたいなパンに、ポン酢が!
主人は普通のグリーンペストスパゲッティで、でも美味しかったって言ってました。実は、主人の舌は肥え過ぎか、滅多に美味しいと言わない人なんですね。
この店ではポケ丼もあって、美味しそうでしたが、お昼だったのでこちらにしたら、、、、大正解でした。リスボン付近、きっとポルトガル全体、海鮮類は本当に美味しいと思いました。
試しに寿司、日本食レストランが至る所にありました(但し、日本人経営かは確認できず、客引きスタッフは日本語一切できませんでした)。
「Coner」オフィス街の公園 Parque Edoardo VIIの南端です。

Pastéis de Belem

↑お待たせしました。
待望の「Pastéis de nata」もとい、元祖のお店の「Pastéis de Belém」です。
イギリスでも、今はどこででも買えますが、リスボンに来たら、元祖ナタを食べない手はないです。行きましたよ本店に!  昼間だったので、店頭は観光客の行列で一杯でした。とりあえず店の隣の入り口から入ったら、、、なんと奥行きの大きいこと、驚きです。カフェがあったのです。通路を進むとまず、小さな部屋いっぱいにお客様が召し上がっていました。テーブルを探してさらに奥へ。更にに大きな部屋があって、沢山の人々が和んでいました。内庭にもお客様がいっぱい。それでも空いているテーブルをみつけ Pastéis de Belém x2とコーヒー(Pingardoピンガード、マキアートとスペインのコルタードの中間みたい)を美味しくいただきましさた。カスタードが普通のナタと違ってコクがあるというか、、、美味しかったです。さすが元祖。試す価値は大いにあります。他にも数回ナタをいただきましたが、まぁ、普通に美味しいかなって思いましたね。
「Pastéis de Belém」Blém


レストランでは、普通、頼んでもいないPastéis de Bacalau、チーズ、パン、オリーブ等が先に出てきます。これら全部料金が課されますので、いらない時は断るといいです。まぁ、たいした料金にはならないとは思いますが、それがわかってからは、ほとんど手をつけないし、いらないと断りました。チップは必須ですね。
私たちはいつも、あえて観光的なレストランやカフェは避けて、英語も通じないようなローカルなお店に行きます。去年のシシリーでも同じ。現地の人との交流が楽しいからです。ここから現地お勧め情報ももらえます。リスボンのホテルのスタッフからお勧めのレストランも試しました。両方、美味しかったです。

さて、今回のおすすめレストランは、「Restrante Estrela Ouro」家族経営の小さなお店です。12席しかない、ほぼローカルが来るお店。おじさん、その身内がやっているようで奥さんや娘さん、お孫さんも連れてくる感じ。流石に英語は通じました。
店構えが気になっていていたのですが、ある日、その夜の夕食のレストランを探していて、気になっていて店の前には、6時ごろにはお客さんが並んでいて、アメリカ人カナダ人の三代の家族が、前にも来たということで、ガンガン勧めてきて入ったのです。私は「Piri piri shrimps」を食しました。美味しかった。

先にも書きましたが、ローカルレストランでは、お客様、スタッフやオーナーとの交流がいいんですよね。今回もいく先々で沢山の人々と交流ができました。セトゥーバルでは、(普通外のテーブルで食べます)食事の最中に、何度も道ゆく人と会話しました。特に、私が日本から(本当はUKですが)というと、さらに話は弾む。沢山のいい夜を経験できた旅でした。
この「Restrante Estrela Ouro」には最後の夜にも行ったのです。相変わらず、周りは完全ポルトガル語。リスボン最後の夜は、とっても良い時間を過ごしました。
そして、おなじ通りの「Mu」というアイスクリーム屋さんで「Affrogato」(バニラアイスクリームにエスプレッソコーヒーをかけたもの)をいただくのが、食後の締め。
Affrogatoが楽しめるもう一軒は「Castel de São Jorge」の近くのお店にも名前は違ってましたが、ありました。

Piri piri shrimps


この旅行で学んだことを一つ。
レストランを探す時、普通ググるじゃないですか。私たちも本場の「 Piri pri Chiken」をと思ってググりました。で一番に上がったお店にいざ出陣と行ったら、案の定前に数人の行列です。私たちが並んだ後も後に行列ができ出したのです。恐るべきGoogleさん。
待つこと十数分。店長さんが二階を整えてくられたらしく、待っているお客様は二階に通され、私たちはテーブルゲット。このレストランは、実は「PiriPiri」ではなくチキンのグリルがお得意だったようです。お味の方も、主人曰く別に普通だったようです。私はご当地料理「Pastéis de Bacalau」塩漬け干しダラのフィッシュケーキ(コロッケ)ですね。これはどこででも食べることができ、普通に冷凍が出回っています。だから、レストランでたべるものではないかも、、、。でもArozz(ご飯)がついていて、なかなか美味しくはありました。ポルトガル米(carolino rice)は美味しいです。イギリスでもポルトガル産のジャポニカ、なかなか美味しいですよ。
店を出る時、なぜかウエイターの人が握手を求めてオブリガードを連発、嬉しい思いをさせてもらいました。

ちなみに、リスボンの朝は、ホテルの近くのローカルカフェでピンガードでクロワッサンやパスティー(デーニッシュ)をいただくのが好きでした。
ローカルはテーブルに座らなくて、カウンターでコーヒーとパスティーをグッと飲んで食べてお仕事へ、という感じでした。イタリアでも同じだったかな。
朝いっぱいのピンガードとクロワッサン、周りのローカルを眺めながら、、、いい感じでしたね。
そこで感じたことは、カフェ、Pastelaria(デーニッシュやペイストリー等々+カフェ)が多いこと。夜には、ワインバーとがガンガンオープンします。コーヒーとお酒の街みたいな。
いやホント、コーヒーは美味しい!!!イタリアやスペインも美味しいけど、、、。ドイツは不味かった記憶があります。でも、残念だけど、私自身はフランスのコーヒーは苦すぎて苦手なんです(ごめんねフランス)。
それにバニラアイス!もうヘブンです。

結論として、観光地のレストラン等は絶対に避け、頑張ってローカルの人々と交流するのが最高に素敵だと思います。

以上、食編でした。
今後、ポルトガル料理も、私のレシピに加えようと思っています。又、Xやインスタなどでアップしますね。
では、次回に又😊。

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