煙のない明日へ! ますやみその健康プロジェクト
こんにちは、「糀の可能性をあなたの食卓に!」ますやみそ人事部です。
禁煙対策は、法律や社会の動向によっても必要性が高まっています。
2018年に改正健康増進法が施行され、受動喫煙を防ぐための取り組みが「マナー」から「ルール」へと変わりました。
禁煙対策は、一般の皆様にも広く知っていただきたい重要なテーマです。
健康企業を目指すますやみそが、一緒に健康な社会を築くために、禁煙に取り組む社員を応援するためにまとめた情報を皆様にシェアします。
改めて知りたい!喫煙のリスク
たばこの煙には250種類以上もの有害物質が含まれています。中でも毒性と依存性の強いニコチン、発がん性物質を多く含むタール、酸素欠乏をもたらす一酸化炭素は“たばこの3大有害物質”と言われています。
喫煙は、肺がんをはじめとした様々ながんや、虚血性心疾患・脳血 管疾患・慢性閉塞性肺疾患(COPD)、意外なところだと、糖尿病や歯周病、口臭の原因にもなります。
たばこの煙は喫煙者のみならず、周囲に悪影響をもたらします。受動喫煙により、虚血性心疾患(1.2倍)、肺がん(1.3倍)、脳卒中(1.3倍)、乳幼児突然死症候群(4.7倍)など、病気になる危険が高くなります。特に子どもや妊婦に大きな影響を及ぼします。
新型たばこに切り替えても「禁煙成功」とは言えない?
加熱式たばこはニコチンが含まれます。紙巻きたばこ同様、ニコチンの血中濃度が急速に上がるように作られていて、それが依存性を生むため、たばこ製品に依存している状態に変わりはありません。
喫煙後、45分間ルールとは?
たばこの煙だけではなく、喫煙者の吐息も有害です。口腔~気管・気管支の粘膜に付着したタールから揮発するガス状成分も残留たばこ成分であり、科学論文では”「三次喫煙」と定義されます。
喫煙後45分間エレベーターの使用禁止、敷地内立ち入り禁止などのルールを設ける喫煙対策が話題になっています。
「45分間」は産業医科大学が示した実験結果です。喫煙者の呼気に含まれる総揮発性有機化合物を以下のよう様に測定しました(TVOCは、シックハウス症候群の調査等で測定される指標)
・タバコを吸う前のTVOCを測定
・屋外に出てタバコを1本喫煙
・その後の呼気のTVOCを5分おきに測定
実験の結果、呼気中のTVOC濃度が喫煙前の状態に戻るまで45分かかりました。この現象は「残留たばこ成分」として、厚生労働省健康局長通知「受動喫煙防止対策の徹底について」に、自治体は啓発に努めるべきことが述べられています。
北陸先端科学技術大学院大学でも「喫煙後45分間は敷地内に入ってはならない、駅前から大学への連絡バスに乗ってはいけない」というルールが2017年に開始されていました。
今からでも遅くない!禁煙するとどうなる?
もう遅いとあきらめている人は!今からでも遅くありません!
数時間ですぐに効果が表れます!
数時間後:血中の一酸化炭素濃度が下がり、酸素濃度が上がる。
数日後:味覚や嗅覚が改善する。
1~9か月後:咳や喘鳴、気道の自浄作用が改善し、呼吸器疾患減少
1年後:肺機能の改善がみられる(軽度・中等度のCOPDがある人)
2~4年後:虚血性心疾患や脳梗塞のリスクが減少する。
10 ~ 15 年後:非喫煙者とほぼ同じ疾病罹患リスクに近づく。
英国男性医師の50年間におよぶ追跡調査によると、34歳までに禁煙すると非喫煙者と同じ生存率となり、10年長生きできます。また禁煙は早く取り組んだ方が寿命が伸びますが、年をとってからの禁煙でも効果的です。
最後に皆さんへ
禁煙は、健康な未来を築くために大切な一歩です。喫煙に伴う健康リスクを考え、自分自身や家族のために禁煙を検討することは、決して遅すぎることはありません。
ますやみそは従業員一人ひとりの健康な未来を応援し、禁煙を成功に導くための環境づくりに努めています。禁煙に対する取り組みについても、今後もさらに進化させていく予定です。
禁煙は一人ひとりの力だけでは難しいかもしれませんが、共に助け合い、情報を共有し、支え合うことで、より確かな成果を上げることができます。ブログを読んでくださった皆さんにも、禁煙への一歩を踏み出す勇気を持っていただければと思います。
輝く未来のために!煙のない明日へ!
ますやみそは、皆さんの健康と幸福を願っています。
ありがとうございました。