糸島移住までの道のり
東京脱出するか
就職を機に上京し約6年。
いつかは地元広島に帰るか、はたまた広島でない地方や、海外に移住したいとは思っていた。
東京での暮らしにも飽きて、疲れてきた頃、移住先探しを本格的に始め、予期せず30歳を前に移住することとなった。
移住探しの旅①人はあたたかでも寒い、いわき編
移住先をネット上で探してもどこも同じようなことが書いてあっていまいちイメージがわかなかった。
そこでまずは移住先を訪ねてみようと、手厚い交通費、宿泊費の補助でたった2000円で二泊三日の福島県いわき市を訪問。
関わってくれた人みんながいい人で、東北の方の人柄は肌に合うなあと感じた。
ただ、これといった魅力がないというのが正直なところ。
雪が降るほどではないが、寒いのはどうしても我慢できなさそうだった。
移住探しの旅②自然に染まる四万十町編
次なる候補地はJOINの移住フェアで出会った熱烈な自治体職員の方とのご縁で四万十町へ。ひとり2.5万円の交通費補助も利用して。
実家の近くに川があるので、川がある生活は理想だった。
実際に訪れた四万十川の景色は写真で見た以上に綺麗て、とても素敵で癒されに癒された。
町が古い住宅をほぼフルリフォームして月額3万円とかで貸してくれるのも大変魅力的。
暮らしている人もみんな優しく穏やかで、自然と一緒に生きているなあと感じられた。
とても良いところではあったが、イオンモールまでも2時間、高知市内までは3時間というのはどうだろうかと。
東京での毎日駅ビルのユニクロと無印に通う生活からのギャップが凄すぎて嫌になるんじゃないかという不安が勝ち、移住までは踏み切れなかった。
単純に好きな場所でまたすぐにでも遊びに行きたい場所。
移住探しの旅③ラスボス糸島編
ネットや移住イベントへの参加で情報収集する中で出会ったのが福岡県の糸島市。
移住イベントで話した地域おこし協力隊の方が語る糸島愛に惹かれ訪問。
初めて訪れた糸島で市役所の方や移住者の方とお話しして、3日目にはここにしようと決断できていました。
滞在中にいい感じの新築アパートも見つかり、契約まで済ませちゃうスピード感で移住決定。
糸島に決めた3つの理由
1. 豊かな自然
いろんな地方を訪問していく中で、山が好きだけど海もいいなあと思い始めていた。
そんな我儘を叶えてくれるのが糸島だった。
家の近くがこの風景で、一面畑か田んぼ。そして山。
ここから歩いて10分もかからずこの海。
田園風景からいきなりの海に感動してしまった。
豊かな自然を求めていたのは景観の美しさもだが、美味しいごはんのためという方が大きい。
東京は高いものは美味しいが、安いものはそれなりだった。
激安スーパーに並ぶ野菜たちはしおれていておいしそうと言えるものはなくて。
新鮮で安い山と海の幸が楽しめる糸島はまさに楽園。
2. 面白い人が集まっている
豊かな自然とおしゃれな街ということで面白い人が集まってきていた。
インスタ映えスポットで若者の街という印象もあったが、東京でバリバリ働いた後子育て環境や自然を求めて移住してくるという人も多くいる。
移住者同士の飲み会があったり、人と人が繋がって新たな取り組みが生まれたり。
カフェやレストラン、食品の店もクオリティの高い店がとても多い。
出かける場所に困ることはなさそう。
3. 福岡市内へ1時間弱、広島へも新幹線で2時間弱の立地
最後に立地のよさ。
福岡市内へは電車で1時間以内で行けて、車内はガラガラ。
決して近くはないけど、通勤もなんとかできそうなレベル。
実家の広島へも新幹線で2時間。車でも4時間で帰れるので3日間も休みがあればヒョイっと帰れそう。
糸島いいぞー!
みんなこいこい!
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