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日記 230308「春を感じて、オオイヌノフグリ。世界金玉考という書籍」
日ごとに暖かくなってきているなと思っていたのですが、ここ数日は暑がりの人間からすると少し汗ばむ陽気です。
春はやはり道沿いや公園の植物が賑やかになってくるのでつい笑顔になってしまいます。こんなに春を満喫できるのも花粉症でないからでしょうね。
少し前にまんさくの花を撮って記事にしました。
他にもいろいろ撮っているので、こちらでまとめて載せていきます。
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沈丁花の香りが漂ってくると、春を実感しますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1678243366835-IBUllAlGcG.jpg?width=1200)
馬酔木もかわいい(毒あり)
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雪柳もかわいらしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1678243402135-ifi82jqeO8.jpg?width=1200)
菜の花は花壇に少しまとまって咲いていたのですが、そこだけ黄色が眩しく生命力あふれる香りが一面に広がっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1678243426754-EVOVq1QoHH.jpg?width=1200)
そしてオオイヌノフグリ。
ちょうど少し前に「世界金玉考」という本をKindleで買ったのですが、このオオイヌノフグリが頭に残っていたのかもしれません。
二つくつついたその実の形が犬のフグリに似てゐる所から出た名であるが、 花のない早春にいちはやく花を咲かす、そのけなげさを何故認めてくれぬのかとイヌノフグリも、いやハタケクハガタも悲憤の涙にくれてゐるのではなからうか。(『高見順全集 第十九巻』勁草書房)
オオイヌノフグリという名前、日本の植物学の父である牧野富太郎さんがつけたようですが、イヌノフグリは牧野さんではないようです。
『ヘンな名前の植物』の 第2章セクシー・ネーム 1.生殖器官と関係のある名前の植物という所で、イヌノフグリとオオイヌノフグリ(イヌノフグリの命名者は牧野富太郎ではない/オオイヌノフグリは俳句の世界で人気者/オオイヌノフグリのおしべはおもしろい動きをする)というものがあります。
フグリ命名はさておき、2023年のNHK連続テレビ小説『らんまん』は牧野富太郎さんがモデルで、主演は神木隆之介さん。これは久しぶりに朝ドラ見ようかと思いました。様々な植物も出るに違いないので楽しみです。
オオイヌノフグリにまつわる話はあるのでしょうか(しつこい)