名古屋のMTRY2018
この前の衝撃は、どうしようもないのだけれど。
久しぶりも久しぶり、およそ10年ぶりのライブに行ったら、ファン層がガラッと変わってて。
落胆というか、薄々予想できたはずなのに、アゴが外れそうになり、気分はドンヨリとしてしまった。
奥田民生のファンは、私の知ってる限り、圧倒的に女子が多かった。
ファン層が歳をとり、女子と呼べない年齢になることも、致し方ない。
だがしかし、何故にあんなにオッサンだらけの客席だったのか?
百歩譲って、オッサンが彼女なり、奥さんなり、同僚なりの女子同伴なら、よしとして。
何故、オッサンがオッサンを連れ立って、純粋に音楽を聴きに行くのか。
終始、民生氏をはじめとしたバンドメンバーたちは、気合いの入れどころを忘れ、サラッと流して終わってしまったのではなかろうか。
女子のために燃えるんじゃないの?
かわいい女子のために熱いプレーになるんじゃないの?
最後列から2列目で観た私の最大の感想。
これが私の失われた10年、だな。
リップスライムが女子限定、男子限定ライブを昔やってたとか。
奥田民生もやるべきときかも。
ギリギリのギリで。
もひとつ言えば、一人で行った私の左右は、どちらも男女ペアであった。
にもかかわらず、先に座っていた私の隣にどちらもオッサンが座った。
なぜ?
私の顔に、アイラブオッサン、とか書いてましたか?
他の女子と共にキャーキャー、キュンキュンする権利はなかったのですか?
良かった点、照明が曲によって凝った演出になっていたところ。
小学生くらいの子連れで親子参戦していたママさんがチラホラいて、親子で楽しそうだったこと。
オッサン多めながら、みんな楽しそうだったところ。
昔の曲をプレイしているとき、若返って見えたこと。(おそらくマボロシである)
いつもお世話になってる人に、グッズのタオルを買えたこと。(喜んでもらえた)
前半のドロドロした怒りだけで終わっては、民生さんに申し訳ない。
次は、来年のフェスとか行けるかな。
きっと、若めの女子を視界に入れて、気持ちはデレデレしながらも、キリッとした顔つきでライブアクトするのがベストなんじゃないだろうか。
それが一番、観る側、観られる側、両方の納得できるカッコいいライブになるのでは。しびれるライブになるのでは。
何をこだわっているのやら。
このビミョーなところ、奥田民生になりたいガールだった私は、誰かと共有したい。