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Study Journal 〜英検1級 2次試験対策完全版〜
前回の投稿からしばらく経ってしまいましたが、今回は英検1級の2次試験を合格するためにやったことについてまとめます。
1級を受けるまでの道のりはこちら👇
まず私はいかに英語のスピーキングから逃げてきたかについてお知らせします。
昔から英語は好きだったけど、話すことには本当にずーっと苦手意識があり、ずーっと避け続けてきました。
それでも中学校の英語教員になり、AETの先生とコミュニケーションとるのが本当に苦痛💦でも生徒にしてみたら「こんな英語の先生嫌だよなぁ、このままではいかん!」と思い、大手英会話教室に通い始めます。
週1回のグループレッスンでは絶対に英語が話せるようにならない、と察知した私は、結局TOEICコースに切り替え、スピーキングからまた逃げてしまいます。
そして英検準1級の2次試験の対策として「オンライン英会話」にチャレンジします。
当時育休明けフルタイム復帰、当時2歳の娘を保育園に迎えにいき、バタバターっとお風呂とご飯を済ませて、いざ予約しておいたオンラインレッスンへ!
しかし!
選んだレッスンがニュースの記事を読んでディスカッションするものだったのですが、まっっったくわからない!!!!
そして2歳の娘は横から喋りかけてくる!!!
そもそも疲れていて眠い!!!
結局、ほとんど英語を話すこともできず、虚しさだけ残りました。
ということでオンライン英会話も諦めます。
結局、準1級の2次試験は、独り言英語でなんとか乗り切ることができたのですが、1級はそうはいかない。
1級の2次試験の対策が始まります。
やったことをまとめると・・・
ということで1つずつ説明していきます。
まずやったこと1つ目は
「NHKのニュースを見る」
。
そもそも英検1級で扱われるトピックは、日本語で意見をまとめるのも難しい問題ばかり。
「再生エネルギーって何?」「税金はなんで上げちゃダメなの?」「民主主義って?」と、一般常識の乏しい私は、まず社会のことを知るところから始めました。
ニュースを見るようにしたけれど、そもそも用語の意味とかもわからなかったのでこちらの本で勉強👇
次にしたことは、
「スピーチ例文を暗記」
。
自分で意見を作り出すのは難しいので、まずは例文から使えそうなフレーズを暗記していきました。
使ったのは、英作文の対策本と面接対策用の本。
最後の大特訓はちょっと難しくて、結局ライティングの本に戻りました。
書いて覚える方が記憶に残るタイプなので、ノートにひたすら書いて覚えました。
次にやったことは
「Podcastを聞く」
です。
Podcastは家事をしながらよく聞いているのですが、特に英検に役に立ったのはマット竹内さんの「解説!1日5分ビジネス英語」。
毎日1つ英語の記事を取り上げ、解説、それにまつわる情報や意見なども紹介してもらえる番組です。海外の企業での事例や政治についてたくさん学ぶことができました。
ニュースとは別に、ありがたいお話がついているのもモチベーションアップに繋がりました。
次にやったことは
「Chat GPTを使う」
です。
参考書の例文を覚えたとしても、それが自分の意見じゃないと全然頭に入ってこないし、覚えられない。
ということで、Chat GPTに、英検1級のスピーチ原稿を作ってもらうようお願いし、難易度や語数も指定、こんなアイデアを入れてくださいと自分の意見も伝えると、素敵な原稿を作ってくれるんです👏
でも、果たしてこれが英語力を伸ばすために近道か、というとそうでもない気はしていて😅
そんなことする暇があるなら自分で考えて文章作れよと言われそうですが、そもそも英語の表現やアイデアのストックがない人にとっては、この対策法は結果的に英語力を上げることにつながるので、良かったのかなと思っています。
自分の全く知らない表現が出てきた場合は、「もっと簡単な表現にしてください」とお願いしたり、抽象的な文の場合は「具体例を入れてください」とお願いしたりしました。
そして、最終的にこのトピックが出たら、これを話す!という自分オリジナルの対策ノートを作っていきました。
ちなみに参考にさせていただいたサイトはこちら
そして最後はやはり
「オンライン英会話で練習」
です。
私は2つのオンライン英会話を使いました。
CamblyとQQ Englishです。
Camblyには、英検の試験官をされていた先生もいるので、本番と同じように進めることができます。(実は、私はその先生の圧に耐えることができず、1回受けて挫折しました😅)
他にも、Camblyにはいろんな先生がいるので、目的を持って先生を選ぶと英検の対策ができます。よく「英検のことを知らない外国人と話しても意味がない」と言われる講師の方もいますが、私はそうは思いません。
結局が自分が「何をしたい」から「どの先生を選ぶのか」がきちんと定まっていれば、英検対策になります。
アイデアをいっぱい持っている先生とは一緒にアイデア出しをしたり、今からスピーチするから聞いててね!と言って、それについて自由に質問してもらったり、先生にトピックを選んでもらってその場でスピーチをしたり、色々できます。
私は、いつもお世話になっていて、自分の英語の癖をちゃんと指摘してくれる先生たちに英検対策をお願いしました。
時には「自信持って!」「できるよ!」と励ましてもらうこともあり、英語の先生としてだけでなく、私のメンターコーチみたいな役割も果たしてくれました。
一方、QQ Englishでは「SDGs Topic Conversation」というテキストを使って対策をしました。
英検1級のトピックはSDGsで扱われているトピックと似ているので、使われる表現やアイデアなどがとても参考になりました。
SDGs Topic Conversationでは、17のGoalと、その現状、その対策方法を自分で考えて話します。飢餓や貧困、水や食糧の問題など知ることができるし、そこで使われる表現を繰り返し覚えることができました。
ということで、以上の内容を毎日目標2時間で続けました。
できなかった日もたくさんありますが、スピーキングが苦手だった私でもすこーしできるようになった気がしてたんです。
しかし、本番の前日。
家族にも協力してもらい、1人で過ごす時間をもらい、いざオンライン英会話へ!いつもお世話になっている優しい先生に面接官役になってもらって実際の試験をやってみました。
2分間のスピーチ。全くアイデア出てこず終了。
そしてそもそも問題文を読み違えるミス!
優しい先生も困りながら「これはこういう意味だから、答えがずれているね」と優しく指摘。
結局、2分間で自分の意見をしっかり言えることがないまま本番を迎えることに。
本当に自信がなくて、絶対無理だと思って、諦めの境地に😅
2次試験は、1次試験が受かってから1年間は1次免除で受けられるので、もう一回チャンスあるし、また頑張ろう、と自分を慰めていました。
そして迎えた本番当日。奇跡が起こりました。
続く。
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