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司令部を砲撃せよー私の大字報ー【日本語訳】

この日本語訳は筆者による拙訳であり、正確性を保証するものではありません。ご理解の上でご覧になってください。

1966年8月5日
毛沢東


文革の行進における『司令部を砲撃せよ』のスローガン

   全国で最初のマルクス主義的大字報と『人民日報』評論員の評論は、何と好く書かれていることか!同志諸君はぜひもう一篇この大字報とこの評論を読んでいただきたい。しかし、50数日の間にあって、中央から地方に至るまでの些かの領導同志は、却ってその道に反するを行い、反動的ブルジョワ階級の立場に立ち、プロレタリア階級専制を実行し、プロレタリア階級の血気盛んな文化大革命運動を打ち倒し、是非を転倒し、黒白を混淆させ、革命派を包囲して、異なる意見を圧制し、白色テロを実行し、得意げになって、ブルジョワ階級の威風を長けさせ、プロレタリア階級の志気を下げている、何と有害なことか!1962年の右傾と、1964年の形「左」実右の誤った傾向とを考えれば、人々に目覚めを得させるものではないだろうか?

補足

  • 文中「全国で最初のマルクス主義的大字報」とは、1965年5月25日に北京大学で教師らにより発表された大字報『宋碩、陸平、彭珮雲は文化革命中一体何をしたのか?』である。必要があれば、いずれ翻訳する。

  • 形「左」実右の誤った傾向とは、見せかけは「左派」的で、実際は右派的な傾向のことである。劉少奇による「三自一包」などの諸政策のことを指す。


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