水害避難小屋について
”住宅特集” 2023年1月号 特集/ 2023年住宅にできることに掲載いただきました。
現在、まだ解決できていない、町の水害の避難問題。今年はエルニーニョ現象のため、ますますの水害が予想されます。
もしも、車椅子や寝たきりの家族がいたら。自分が直面したらの意識。まだまだ、現代社会には足りない視点です。
環境の変化で、いつ、街中に水害が起こるかわかりません。これを、住宅で解決するという、非常に重要な試み。
そして、これに刺激された人が、また、何か取り組みをすること。こうした循環が問題を変えていくのだと考えます。
” 水害などに見舞われた際に自力避難が困難な建主の母のため、「避難観測所」となる小さな部屋をの増築。
日常的には天体観測などをするスペースにもなる。新設した独立基礎と一本足の鉄骨ラチス柱が支え、母家から切り離した構造形態とした。”
こちらは、コロガロウの建築家 佐藤研吾さんと共に作り上げました。
書店にお立ち寄りの際はぜひお手に取ってご覧下さいませ。
社会問題に真っ直ぐぶつかる、ますいいの一面を見ていただきたいです^_^