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柏で独り語り。私は一歩踏み出せた気がする。


 人生というものは、山あり谷あり。だけど、最終的にはなんとかなる。そんなふうに私は信じています。いや、なんとかするために日々動くのかもしれません。理想、夢、しかし現実。それらが混ぜこぜになっている人生を辿る上で、自分が一番生きていて快楽な場所を選ぶ旅をしているとしたら。今の私は一つの着地点を見つけることができたと思います。

 この一年ほどで、前の私には無かった『対応力』を身につけたおかげで、ほんの少しだけですが、私はまともな大人になることができました。あとは良い意味での『諦め』ですかね。あまり期待し過ぎず、自分にできることをやる。高望みすることも大事ですが、私みたいな人は自分を受け入れてくれる場所に腰を据える方が良い、ということに気がつきました。

 そんなふうに気持ちを切り替えることができた2022年。しかし今年は、さらに一歩踏み出すことを目標にしていました。言うなれば、私は刺激を得るために変わる必要がありました。もちろん、人間はすぐに変わることなどできません。ただ、環境を変えることはできます。

 一昨年、適応障害になってから別の場所で仕事を始めて一年が過ぎたころ(昨年の十月くらいです)、私の中で一つの迷いが生まれました。今、25歳の私はここにいていいのだろうか。今いる場所は、いわばリハビリステーションであり、やはり完治したならば出なければなりません。

 とはいえ、一度堕ちた人間が再度這い上がるのは、結構勇気のいることです。数ヶ月は迷いながら仕事をして、それでも次の場所へ向かうための資料を探す日々を送りました。

 そして今年、正月が終わったタイミングで、次の場所へ進む決心を固めました。

 それからは割とスムーズに物事が進みました。動き始めて間もないときに、ある会社と導かれたような出会いがあり、つい先日その会社から内定をいただきました。その会社は私を必要としてくださり、私もその会社なら居場所があるだろうと思いました。

 今はパートですが、次の会社では正社員になります。久しぶりの正社員です。緊張しますが、ほっとした気持ちもあります。やっと一歩踏み出すことができた自分を、少しだけ讃えたいです。

 まだ、人生の道のりは長いはず。これから先何が起こるかわからない。しかし、これからも私は私らしく生きようと思います。その上で、この社会と上手いことコミュニケーションを取りながら、自分の創造した世界を書き記すことにします。

 今日はつらつらと現状を語りました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。寒い日が続きますが、風邪を引かないようにお身体をご自愛ください。それでは。


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