【ひとりごと】 人材と求人について
【ひとりごと】
人材と求人。
周囲を見てもかなり深刻な人手不足。
かといって、誰でもいいわけでもないし、むしろ、しっかり選ばないとうちではそもそも仕事自体ができないだろうと思う。
人手不足すぎて妥協をしたいのだが、現実的には妥協をしたところで、仕事自体をこなせなければ意味がないわけで。
求人をしていて見えるのは、まずは僕らの場合、怖気付く人が多いということ。すでにいるメンバーがメンバーなので、レベルを見て辞退される方が何人か続いている。
これには地域特性もあるだろう。こうした地方でなければ、十分、戦える人材はいるのだが、その点は地域がら仕方がない。
結局、僕らは妥協のしようがない状況だとも言える。
現場のスキルや力というよりも、高い意識、もっと言えば高い次元を目指す志が何より重要なのである。
時給分だけ勤めて内容はともかく給料がもらえればいい、みたいなノリでは、つとまりようもない。現場のチームにはそういう人がいないのだから。
このくらいでいいだろう、みたいなレベルの仕事も求めてはいない。
全国のトップ、県のトップを走るということはそういうことで、地方だからというような、レベルを下げることを、僕らはしない。
問題なのは、今、現状の力量ではない。
学ぼうとする意識、スキルアップしたいという意識、未来に何を生み出せるか、そういう人材になろうとするか否か、こそが重要なのだ。
その意味で、高いレベルを目指したい、向上したいという方を求めている。
特に、子どもたちと直接、接する仕事については、過去のスキルは役に立たない。
現代の子の特性にあったスキルは、ここで、改めて1から学び直してもらわなければならない。
そのため、既存のスキルがあればあるほど、つまりベテランであればあるほど、不利になる。年齢的に上であればあるほど、古い価値観に囚われているため、受け入れることは難しくなるだろう。
そういう難しさがある。
採用については、今や僕だけで何かを決めることもないので、チームメンバーが納得する人材でないと雇えないこともわかっている。(面接も僕一人ではやらない)
今は、社としてのフェーズも変わりつつある。
従来は意図的に、小さく濃密に、できる限り、広く展開しないことに拘ってきた。
しかし今は、新たな局面が来ていることは確かで、次なる展開を構想中だ。
そうしたとき、でもあるので、なおいっそう、どんなチームメンバーが増やせるのか?は重要度が高まっている。
ここにしかない取り組みや先端の取り組みを続けているのだから、当然といえば当然だろう。
いずれにせよ、この後も、地方に合わせたレベルに留まらないことが重要で、全国のトップレベルの仕事のみを目指す。
妥協できると楽なんだろうけれども、すでに走っている船を妥協で走ららせることができない。
人材と求人について。
(おわり)FB投稿より
次回は9/7 、オンライン読書会
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