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子育ての最初の段階で知っておくこと/子どもたちの勉強や受験のこと

受験系の勉強、
教科書と問題集的勉強、
って、


この時代の子たちは、それだけをやっても、
賢くはなりません。


そのことをみなさんが知る必要がある。


そしてそれは、従来とは、大きく異なることでもあります。


これをまず、子育ての最初の段階で知っておくこと。

それが大切です。


そうすると、教科書やノートを用い、言語を記述し、
勉強を始める時までに、どんなことを大事にすべきか、
また、勉強を始めてからも、引き続きどんなことを大事にすべきか、
が、見えてきます。


何もかも、切り離れてはない。

それを認識する必要があります。


赤ちゃんの頃から、我が子に、
どんな表情で、どんな言葉をかけて来たか。
どんな仕草でどんな行動を取って来たか。


そしてそれはずっと続く。


我が子が小学生、中学生、高校生、となっても、ずっとです。


そのことは、教科書を使った勉学と、切り離れてはいない。


教科書や問題集だけをやれば、教科書や問題集を理解し解く力が上がるわけではない。


多くの人は、これはこれ、あれはあれ、
問題集をガンガン解けば、問題集がガンガン解けるようになると、
誤解している。


教科書の知識を学べば、教科書の知識が学べると、勘違いをしている。


そんなに、(親の側に)都合よく、切り離れては、いないということです。


子どもたちの日常的な勉強量は増えた時代に、
なぜ、学力が下がり続けるのか、を考えなければなりません。


うまくいかない、という人(親)ほど、

日常から、生活全般から、
そしてそこにある親の側の思考・考え方から、
まずはごっそり見直す必要がある。


子どもを変えようとする前に、自分が変わる。

使い古された言い回しなので、あまり使いたくないのですが、実際のところ、そういうことが大事なのです。


うまくいかない、というのは一体何なのか。


それは、実は、自分の決めた枠組み、自分の欲、思い込み、ではないか。

子に何かを押し付けたいだけではないのか。

勉強しなさい、という自分こそが、まず、学びを続けているのか。

使っている言葉は、自分の振る舞いは。

そういうことを、ごっそり、見直す必要があるということ。



おそらくこの先、子育ては本当に難しくなっていくでしょう。

いろいろな意味で(ここでは言及を避けます)。

だから尚更。



繰り返します。


受験系の勉強、教科書と問題集的勉強。

この時代の子たちは、それだけをやっても、

賢くはなりません。



そのことをみなさんが知る必要がある。

そしてそれは、従来とは、大きく異なることでもあります。

これをまず、子育ての最初の段階で知っておくこと。

それが大切です。


(おわり)





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本田篤嗣(Master Honda)
記事を気に入っていただけると幸いです。NPOまなびデザンラボの活動の支援に活用させていただきます。不登校および発達障害支援、学習支援など、教育を通じたまちづくりを行っています。