![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87329451/rectangle_large_type_2_61bb37c12c9917cd61c4b2489f4af315.png?width=1200)
「教師は社会を知らない⁈」は本当か⁈/twitterより
最近のツイートをご紹介。連投。
先生匿名アカウント全盛期なんですが、その中でもよく話題にあがるのは、
“先生が社会を知らないと言われるけど、そんなことない”
“企業勤めのサラリーマンと何が違うんだ。”
という、教員の叫びに似たツィート。
気持ちはわかります。
でも、やはり、社会の中にいない、特別な仕事であり職業なんです。
多くの先生を雇用し育成し、県外の多くの先生にあってきましたが、社会性は確かに怪しい。
ではなぜそうなってしまうのか。それに関するツイートです。
@atsushi_h
>
学校という空間は、社会の中では、スペシャルな異空間。
"教師が社会を知らない"ということがたびたび話題に上がりますし、"そんなのフツーのサラリーマンだって同じじゃないか"と反論も見られますよね。
ただ、学校自体が異空間であることが、社会的な感覚を見失わせているというのが現実でしょう。
>
民間で多くの先生を雇用し、育成してきました。
民間であっても、驚くべき、
先生はこちらが意図しようがしまいが、「先生然」としていきます。
先生職につくと誰であれ、やはり先生像に引っ張られる。
もちろんそれは、従来長く続いたよくある先生像です。
>
生徒対して、びっくりするくらい、支配的な振る舞いを増してくるんですね。
残念ながら、ほぼ例外なく、そうなる。
>
そうした先生然としている人たちが形作る学校は、
異空間なんですね。
もちろん、社長や上司が作る、強いトップダウンの組織というのは、企業でも見られますよね。
じゃあ、一般的な企業勤めと教師は、似たようなものじゃないか・・・
>
「教師だけが社会を知らない/社会経験がない」なんておかしい、と思われるかもしれません。
ところが、教師のいる場所には、異空間を異空間たらしめる要素があるんですね。
>
それが、教室という場所であり、教室にいる教師のあり方です。
>
教師のいる教室は密室であり、教師が王様になる。
これが古典的で、かつ、現存する基本的な教室と教師の形でしょう。
しかも、相手は、構造的に従属関係を余儀なくさせられる"子ども"です。
対峙する相手は、若い新入社員ですらなく、子ども、です。
教室にはこの権力構造があるのですね。
>
教師が教室では誰にも邪魔されない王様になる。
そしてその場所が、教師の主戦場(主たる勤務場所)です。
この状況が、異空間の発生源ですし、一般の企業、さらには個人業ですら存在しない。
振る舞いが、社会からかけ離れていっても不思議ではないのです。
(おわり)
いいなと思ったら応援しよう!
![本田篤嗣(Master Honda)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9819971/profile_38593ecc9ea9a0cc9172f9536473d8ab.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)