[UNIQLO流!育成の極意③動機付けPhase]
こんにちは!ストア・パラダイムシフトの菊谷です!
シリーズでお届けしているw育成の極意第3回です!
これまでの内容をご覧頂いていない方は、是非①から読んでみて下さいね👍
[UNIQLO流!育成の極意①人材育成の3大メリット!]
お伝えした通り、実務のトレーニングについてです!
書いていて改めて思うのですが、やはり大企業は大企業になるだけのことはありますね...😓
さて、今回は育成6stepsを3つに分けた1段階目「動機付け」についてです!
ここでは、
1st step「能力把握」
2nd step「育成目標」
3rd step「育成計画」
についてお伝えしたいと思います!
1st step「能力把握」
物凄くシンプルに考えると、ポイントは大きく2つだけです!
🟢達成水準を明確化する
🟢実際の行動を観察する
以下に詳細を記しますので是非ご覧下さい😁
✅達成水準を明確化する
マニュアルを作成し、達成すべき項目を網羅します。
達成水準を示すツールが無いと、そもそも[できる][できない]の判断ができません💦
また、あまりに特別な力を持つトレーナーの我流をマニュアル化しても全員にマッチしません。
チームのルールの1つの形がマニュアルですのでチームに浸透できる内容、かつクライアントの要望に応えられるレベルに設定しましょう!
達成水準はトップからのメンバーへの期待の具体化です!
しっかりとトップの期待値を明文化しましょう!
✅実際の行動を観察する
他者の評価や自分の思い込みだけでスタッフの能力を決めるのは絶対にNGです!
自分自身の目でトレーニーの行動を観察し、マニュアル内容と比較して能力を把握しましょう!
その際のポイントは、瞬間を見て判断する「点」の評価ではなく、ある一定の時間の一連の動きを見て判断する、いわゆる「線」の評価を心がけましょう!
また、正確な能力把握をするためには「見てみよう!」と思った時だけの情報だけでは正確な分析を実施する上でサンプル数として不十分な可能性が高いです😱
間違った能力把握をしないようにするために評価の時だけでなく、日常的にトレーニーの行動を観察しましょう!
2nd step「育成目標」
大きな流れは4点あります!
🟢育成対象者と目標をすり合わせる
🟢優先順位を決める
🟢期限を決める
🟢できると思ってもらう
それぞれ具体的に見ていきましょー😁
✅育成対象者と目標をすり合わせる
店舗のためにどうなってほしいかという組織上の役割だけを押し付けないようにしましょう!
トレーニー本人が描く「こうなっていきたい」そんなイメージもしっかりとヒアリングし両者の折衷案を擦り合わせましょう!
そうでないと本人のやる気が引き出せません😱
✅優先順位を決める
擦り合わせて決定した育成目標を、しっかりと、必ず、絶対トレーニーに伝えましょう!
合意の上で育成目標を決め共通認識にすることで育成の進捗は全く変わります!
また、育成目標は最低でも月単位で決めておく!
もしうまく進まなかった時にもイライラしないで目標達成の期日をリスケしましょう!
得意不得意が人にはある上に、意外と本人はうまくいっていないことを気にしていることが多いものです💦
教える側はできるようになったことなのでできない人に感情移入しにくい傾向があります!
ホイホイ育成が進んだら苦労は無いということでここは我慢しましょう!
✅期限を決める
トレーニーの出勤状況や育成対象者の能力を加味し期限を設定するようにしましょう!
週何回トレーニングできるかで習得期間は変わります!
ここもトレーニーとしっかりと共通認識にしましょう!
✅できると思ってもらう
トレーニー本人がやりたいと思っても「できる」と思わなければ「やる気」に繋がりません。
「できる」と思う目標とは、以下の二つの条件を満たしている計画です!
◆行動に移せる
マニュアルを徹底的に活用して、目的・実施事項or手順・達成水準・注意点を明確にしましょう✨
◆無理がない
具体的にスケジュールやシフトに落とし込まれており、目標の達成が物理的に可能な状態にしましょう!
計画の部分でも説明しますが、スケジュールやシフトに落とし込まれないと往々にして育成は後回しになるものです。
そして大前提ですが、育成目標を立てるコツは...、前にお店や院で発生する業務を炙り出しておき、それらをマニュアル化しておくこと!
これに尽きます!
マニュアルの内容は「行動に移せる」に記載したように目的・実施事項or手順・達成水準・注意点、本当にこれだけで大丈夫です!
3rd step「育成計画」
大きなポイントが3つになります!
🟢トレーニーのOJTトレーナーを決める
🟢シフトを活用しOJTの実施日・時間帯を決める
🟢マニュアルを渡し、予習してもらう
以下に少し具体的にした内容を記載します!
✅トレーニーのOJTトレーナーを決める
OJTトレーナーを選抜し、能力把握した内容と育成目標をOJTトレーナーに事前に共有します!
OJTトレーナーがいない場合はトップが自ら実施!
ここで適当にベテランだからという理由で選ぶとしっかりとしたOJTが実施されず育成が進みません!
もし店長が自ら教えている場合はOJTトレーナーを早期に育成する必要がありますがそれも育成6stepsに沿って育てることが大事です😁
✅スケジュール・シフトを活用しOJTの実施日・時間帯を決める
スケジュール・シフトに落とし込まれていないOJTは忙しさで流されて絶対に実行に移されません!
必ずスケジュール・シフトに落とし込みましょう📝
また、 OJT実施の日時をシフトに書き込む際に忙しい曜日や時間帯を避けるように心掛けましょう!
お客様や患者様の対応で忙しい日は進みませんし、お客様や患者様が最優先ですので👍
どうしても繁忙日・繁忙時間帯以外はトレーニングが難しいメンバーがいた場合や、急ぎで確実に育成を進めたい場合は、その時間帯の人員数を最初から増やすこと!
忙しい時にもOJTは絶対に進みませんので人を増やして忙しく無い状態にしておきましょう!
✅マニュアルを渡し、予習してもらう
マニュアルは予習・OJT・復習で活用しましょう!
先に読んでおいてもらうだけでも当日の進みがスムーズになります!
必ず事前に渡しておき、予習を指示しましょう。
また、当日に持ってくることを忘れないように渡す際に注意を促しておきましょう。
余談ですが、目標と計画がごっちゃになっている人、結構います💦
目標と計画の最も大きな違いを端的に説明すると、年,月,週,日,時,分などでスケジュール化されたものがいわゆる「計画」であり、それ以外はほとんどの場合、目標と言えます!
ここを明確に区分するようにしましょう!
なので、育成計画も同様にスケジュールを何月何日の何時何分から何時何分までと決め、その上でシフトをリリースするようにしましょう!
そこにマニュアルとトレーナーが加われば十分に育成計画と言えます🆗
では、次の投稿もお楽しみに!
詳しい内容はコチラから⏬
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