【逃げ道は絶対ある!人生のように!】最後まで逃げ切るバックポジションからのエスケープテクニック #柔術忘備録
【セルフディフェンス】相手に後ろから両手首を掴まれた際のセルフディフェンス
相手に後ろから掴まれたら、まずはしっかりベースを取って振り回されないようにする
右手を自分の右太ももに当てて下にパンチするようにして、相手のグリップを擦り切るように解除していく
グリップが切れたら左回転し相手に向き合う
キャッチされた左手を外側にひねり、親指を抜ける方にダイヤルを合わせる
右手を相手の手首に添えて、腰を左に切りつつ左手を引き抜き、グリップが解除できたら距離を取る
【テクニック①】相手にバックポジションで襟まで掴まれた際の理想的エスケープ
相手にシートベルトグリップも取られ、足も差し込まれてコントロールされてる際のエスケープ
右手で相手の右肩、左手で相手の肘部分の、相手の締め手の可能な限り深い位置をグリップする
グリップできたらしっかり引き付け、一時的にチョークを止める
右足を立てて、左側に蹴り出してウィークサイドに移動する
その際、相手が頭をくっつけていると自身の頭を地面に落とせないので、体を下に落として相手と距離を取り、ウィークサイドに行く際に相手の下をくぐって頭を左側に落とす
頭をウィークサイドに落とせたら、両手グリップを解除して相手の上方に登る
左足を相手の右足に上からかぶせ、左手でブリッジをしてトップのハーフガードに戻す
【テクニック②】相手がウィークサイドに切り替えさせない場合のカカトキャッチからエスケープ
テクニック1で相手の足のコントロールが強く、ウィークうサイドに行けない場合
左足を上にあげて、相手のカカトが近い状態にする
相手の足が近づいたら、左手のグリップを解除し、相手の左足の内側からカカトをカップする
カカトをカップして、左足の解除が出来たら、カカトをカップしてる左手はそのまま残し、自身の左足をストロングサイドに抜き出し、腰を高く上げる。すぐに離すと相手が足で左手をキャッチしてきたり、足を差し戻されたりとリカバリーしにくくなる
ストロングサイドに左足を落として腰を高くあげられたら左手を離し、すぐに相手の袖をグリップし直す
左足を伸ばして蹴り出して相手にプレッシャーを与えるが、肩が地面に落ちているとプレッシャーが与えにくい
その場合、相手の顎または左肩に頭を置き、右肩が相手に乗るように相手に登る
頭のプレッシャーは、相手に対して上方向にプレッシャーを与えるのではなく、相手の顎を中心に回転するようにして、横を向かせるような圧をかける
相手が大人しくなったら、顎のプレッシャーを一度解いて下に下り、相手の左肩側に頭を出してトップのハーフガードに切り替える
【テクニック③】テクニック2に合わせてクロックチョークを仕掛けてきた場合のエスケープ
カカトを外してストロングサイドに回ろうとしたら、相手が足を抜いて起き上がり、クロックチョークを仕掛けてきた場合
相手がリアクションに反応して回転してきて、クロックチョークを仕掛けてくる場合がある
ストロングサイドに回転したら、相手は自身の右側に回り込んでくる
チョークを仕掛けられる前に左肩を付けるように、相手に向き合って横に倒れる
チョークが緩んだら左手を相手の脇に差して、ハーフガード状態にする
右手で相手を上に送り出して自身が下に降りたら、即座に右手を相手のお尻部分に移動させる。そのまま上げてるとオモプラッタや脇すくうタイプのサブミッションを食らうので注意
そのままバックに回ってアタックを仕掛ける
【テクニック④】足も取れない回転も出来ない!最後襟くぐりエスケープ
前記テクニックで逃げようとしても、どうしても足が解除出来ない場合の最終エスケープ
顎を相手の締め手側に傾け、少しでも気道を確保する
相手の締め手で両手でしっかり引き付けておく
相手が締め付けるように引っ張ったら、相手が引くのと同時に相手の手を上に流して、首にかかってる襟を外す
即座に相手の手を自分の左側に流し、締められないようにする
グリップを保ったまま相手の上方に登り、テクニック①の逆パターンで右手でブリッジしてトップのハーフガードに戻す
相手のリアクションが早ければ、クローズドガードに戻される場合もあるが、それも状況は変化しているので良い
さらに相手が早ければマウントを取られる場合もあるが、腰へのフレームをしっかり止めて、ニーシールドを入れれば良い
「派手な技より圧倒的エスケープで生き延びよう!」
先生がテクニックを教えてる最中に一言
「柔術の技は必ず抜け道がある、人生のように!」
その時は面白かった一言だけど、ほんと意識するべきはエスケープだと再認識させてもらった。
色んなテクニックを教えてもらうと、もっと複雑でもっと派手な技をと求めてしまい、先生の信念とする本質を見失ってしまうような場合がある。
もちろん高度なテクニックも数多の技も絶対に重要だが、それらを仕掛けるには、やられないように立ち回る事が必須になる。
うちの道場の教えの根幹は「生き残ること」
やられないための技術を基盤を徹底的に磨き、相手の牙城を崩す攻めはシンプルであればあるほど良い。
また今日から、自分の技を見つめ直そう??
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