今週読んだ本 マインドフルネスやFIREなど
今週読んだのは3冊。そのうち2冊は何度も見返してはおお!となった。
1. スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック
手元に置きたい度:★★★☆☆
マインドフルネスの本。小説調になっていて、貧乏で酒乱の父と鬱病の母と引きこもりの兄と暮らす少年がある日、一人の女性とマジック店で出会ったことから、人生が変わり始める…と、物語としても大変読みやすくてサラサラと読めてしまった。
そして、気づきポイント(ここを実行しよう)というところが章ごとにまとまっていて、それを実行すれば物語の主人公と同じように自分を変えていけるところがわかりやすい。(ここを写真撮ってから返却しようと思って忘れていたー)
どうしたらなりたい自分になれる?から、最終的には大事なことはお金や成功ではなくて、与えられる存在、と気づき、脳外科としてのキャリアを活かしてマインドフルネスの研究センターを設立するという実話で、ここからGoogleのマインドフルネスプログラムなども生まれたらしい。
1度、会社でGoogleの方を講師に呼んで、マインドフルネスについて教えてもらったけど、きちんとやると、五感が全てクリアになって、色彩が鮮やかで音がはっきりと聞こえてびっくりした。
最近瞑想はなるべく生活に取り入れてはいるものの、あのときのような「わっ」という状態にはなれてない。
瞑想や座禅、マインドフルネス、このあたりもたくさん本を読んだけど、きちんと勉強をしてみたいなと改めて思った。
2. FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド
手元に置きたい度:★★★★★
*一旦、図書館で借りているのを延長(買っちゃうかもなあ)
だいぶ前に「FIRE」という言葉が流行ったときに見かけたことはあったけど、起業とかトリッキーな投資系の話かなー自分には関係ないわなーと勝手な偏見で触れてこなかったジャンル。
読んでみたら、「おおー!やってみよう!」という気になった、誰にでも実現可能な「Financial Independence」するまでに何をしたらいいのか、というお話だった。
FIRE = 早期リタイヤ というイメージしかなかったけど(その通りなんだけど)、リタイヤを目指すというよりは FI = 経済的に自立している状態を目指す、というお話だった。
経済的に自立しているという状態とは、働かなくても働いてもどちらでもよく、十分な資産と利息で暮らしていける状態ということ。
つまり、リタイヤして世界中を旅してもいいし(著者はこれ)、本当にやりたいことや夢(稼ぎにならないものだとしても)に全力投球してもいい、ということなので、ああ、これは理想の状態だなあと思った。
稼がなきゃいけないという状態じゃないと、余裕を持って新しいことにチャレンジができるという言葉が印象的だった。
これも最初は著者の人生のお話から始まり物語調でサラサラと読みやすく、そして、やはり章ごとにポイントがまとまっていて、読み返しやすい。
「よし、やろう!」と思いたち、この本に沿ってまずは1つ1つステップをやってみることにした(それについてはまた別記事で)
投資が重要なので、もう少し投資に関する知識が必要だなあと思い、それに関する本をいくつか図書館で借りてみようと思う。
3. とにかくウツなOLの、人生を変える1か月
手元に置きたい度:★☆☆☆☆
本当にどこにでもいる女性のお話で、そして変わっていく様が爽快で読みやすかった。
とにかく仕事に忙殺されて毎日ただただ同じことの繰り返し、そして誰かを羨んではまた自分を卑下する、という人が、あるとき出会った「メンタルジム」で、やりたいことを叶えていく、というよりは、自分を幸せにする術や思考を学んでいき、だんだんと自分の心の声をちゃんと聞いてそれを叶えてあげられるようになっていく、というお話。
これまでの2冊と違い、章ごとにポイントがある、とか「これをやろう」みたいにまとまっているわけではなくて、小説なので、さらさらーっと読んでふむふむーという感じだった。(なので手元に置きたい度は低いけど、ためになるところは色々あるし、読んで面白い)
1ヶ月間で少しずつ変わっていき、そして周りへの見方も変わることで周りへもいい影響を与え・・・と、すごくいい循環が生まれていて、読んでいてとにかく気持ちがよいのでオススメ。
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