【詩】神の細工
もしもぼくのこの個の人生が
神の細工でなかったとしたら
きっとぼくは神という存在を
考えずに素直であったはずだ
それはどんなに気楽なことか
確かにぼくのこの個の人生を
神の細工と思っているが故に
きっとぼくは神という存在を
意識して素直になれないんだ
それはどんなに苦しいことか
もしもぼくのこの個の人生が
神の細工でなかったとしたら
きっとぼくは神という存在を
考えずに素直であったはずだ
それはどんなに気楽なことか
確かにぼくのこの個の人生を
神の細工と思っているが故に
きっとぼくは神という存在を
意識して素直になれないんだ
それはどんなに苦しいことか