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薬の話

 ぼくが現在飲んでいる薬は、血液がサラサラになるという薬で、四年前に脳梗塞で10日程入院した時に処方されたものだ。
 入院当時には他にも降圧剤と尿酸値を下げる薬を処方されていたのだが、それは現在飲んでいない。
 降圧剤は退院してから運動と水分補給を始めおかげで、血圧が下がったため、「もういりません」と主治医に言って止めてもらった。
 一方の尿酸値の薬は、その薬を飲んでも変わらなかった数値が、昨年からの食事制限で下がったため、「もう必要ないです」と主治医に言って、これもやめてもらった。

 実は、今飲んでいる血液サラサラの薬もやめたいと思っているのだが、それは無理そうだ。
 その薬を服用しだして二ヵ月ほど経ってから、心臓に負担がかかっているような気がするようになった。そこでその薬のことを調べてみると、副作用としてそのことが書いてあるではないか。
 さっそくそのことを主治医に言うと、
「これが一番軽いヤツなんですがねえ」と言う。他の薬に変えるともっと色々な症状が出てくる可能性もあるということだ。
「薬をやめることは出来ないんですか?」と聞くと、
「出来ません!」と言う。
「一生ですか?」
「はい」

 一生薬がやめられないと言うのなら、よりリスクの少ないナットウキナーゼあたりのサプリメント変えてもらいたいものだ。同じく血液サラサラを謳っていることだしね。
 しかし、それは出来ないのだろうな。そこには色々と大人の事情もありそうだから。

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