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【詩】いちたすいち

「いちたすいち」を数式として捉えずに
「いちたすいち」を言葉として捉えてみよう。
「いちたすいち」に構うことをしていると
「いちたすいち」になり果てるだろうから
「いちたすいち」には構うことをしないで
「いちたすいち」はあっさり忘れてしまおう。

「いちたすいち」をあっさり忘れてしまうと
「いちたすいち」にいつも振り回されている
「いちたすいち」に取り憑かれた心から
「いちたすいち」は消え去ることだろう。
「いちたすいち」の現実があったとしても
「いちたすいち」の数式に心を砕くことなく
「いちたすいち」は言葉なんだと流していこう。

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