【詩】七つの秋
丘に登って
ぎったんばっこん
近くに見える煤の街
遠くに見える赤い橋
夕闇迫れば
風呂屋の煙突煙を吐く
夕焼け覆う厚い雲
雲塗り潰す黒い煙
雨が降れば
砂利道に響く
下駄音一つ夜の傘
靴音混じる黒い傘
夜更けに犬が
遠吠えすれば
風に揺れてる裸電球
かすかに震える淡い影
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丘に登って
ぎったんばっこん
近くに見える煤の街
遠くに見える赤い橋
夕闇迫れば
風呂屋の煙突煙を吐く
夕焼け覆う厚い雲
雲塗り潰す黒い煙
雨が降れば
砂利道に響く
下駄音一つ夜の傘
靴音混じる黒い傘
夜更けに犬が
遠吠えすれば
風に揺れてる裸電球
かすかに震える淡い影
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