一人暮らし記　12/6

早く起きて浴槽にお湯をはる。お湯はりの間10分ほどは布団の中でじっと待ち、朝風呂。すみちゃんがお湯で満たされた浴槽をじっと見つめていたが、わたしが近づくとすぐに逃げてしまった。

通勤の途中、銀杏の葉が真っ黄色になっているのを見つける。天気がいいので空とのコントラストがとてもきれい。戦前からある大銀杏、として看板が近くに立っていたので信号待ちの間しばらく説明を読んだ。
ここ最近仕事で感じる怒りの感情が日に日に大きくなり、頭が怒りでいっぱいになってしまう。どうして自分はこんなに怒っているんだろう。思い通りにいかないから。自分が正しいと思ってやっている仕事を蔑ろにされているから。この仕事を辞めると決めたのも最後の一押しは怒りの感情だったように思う。でもわたしはどこで働いてもいずれはこうなってしまうんじゃないか。つまりこれは、この怒りは職場の問題ではなくわたしの問題なんだ、悲しいことに。この自分を抱えながら今後どうやって働いていけばいいのか、誰かに相談したい。

退勤後スーパーに寄って、ここしばらくずっとうっすら食べたいな…と思っていた長芋を購入。長芋というよりはとろろが食べたくて、パウチに入ったとろろと野菜売り場の長芋の間をしばらくうろうろし、今のわたしなら大丈夫、できるよ、と鼓舞しながらパウチではなく長芋を選んだ。帰宅してすぐに長芋をすりおろす。チラシをしいて皮を剥いたのであのおがくず？の被害を最小限にとどめてたっぷりのとろろができた。安かったびんちょうまぐろと丼にして食べた。