数年ぶりに剣道をしてみました

皆さんこんにちは。
今回は「ご飯の話」以外のものを書いていこうと思いますが、タイトル通り、剣道についてです。

剣道から一旦離れてから数年、具体的には8~10年ぶりといったところでしょうか。全く関係ない事をやって来たのですが、ここ一年前から「剣道一本集」などの動画、他剣道youtuberの動画を拝見しているうちに、どこか燻るものがありまして、それが今回の話に繋がります。
ここでは「剣道を再開した話」に絞ってお話しようと思います。気が向いた時に剣道を始めたきっかけなどを書いていけたらなと思っております。


1.投稿主の剣道歴など

ざっと書いていきます(大雑把ですし、実は20代前半は少しだけやってたりしていましたとだけ)。
 - 剣道歴: 9年(小学一年 ~ 中学三年)
 - 段位: 三段(※21歳のころに少しだけ。その際に取得しました)
 - 成績: 地区大会準優勝をそこそこ。ブロック大会はベスト8止まり

……と、全然大したことないものではありますが、ざっくばらんにこんなところです。


2.剣道を再開するまで何をしていたか

ここ2~3年ほどは、下手な横好きで筋トレやランニングをしていたりしていました。減量目的というのが最初にあったのですが、色々しているうちに、体を動かすことが楽しくなってきました。あとは、自分を虐めることも楽しくなっていった感じです。
とはいえ、ランニングは無理をし過ぎたために捻挫の頻発や足の故障が増えすぎてしまったので、その度に医師の方からお説教を賜ったわけですが(笑)
その傍ら、たまたま見かけた剣道一本集を見た所、その一本の美しさに目を惹き、攻めや起こりに対する反応などといった刹那の空気を感じる内に、かつて中学生のころに感じた内から湧き出る闘志というのでしょうか。それがどんどん大きくなっていった感じです。

まとめると、筋トレとランニング、一本集や試合、剣道youtuberの動画を見ていたという感じでした。


3.剣道を実際にやってみた感想(いいと思ったところ)

  1. 鍛えていたのもあってか、体は思いのほか動いた

  2. 出頭に対する反応速度は衰えていなかった

  3. 学生のころよりも一本に対して色々考えて実践するようになっていた

まずは「体が動いたこと」についてですが、こちらについては「運動をしてきた」というのが影響していたのかなと思いました。飛び込みの時にどの筋肉が活用されるのか、その動きを頭に入れつつ実際に使われた筋肉を活かす動きをしたのもありました。具体的には脹脛以外にも臀筋とハムストリングスが使われているかなと。そんな感じです。
小手打ちの残心は体当たりになる形になるのですが、こちらは体幹と大胸筋を鍛えていたのもあり、いい当たりになったなと思いました。
小手の打突は感覚として覚えていたので、そこもしっかり出来ていたのもそうですが、それ以上に体の使い方が「学生時代よりもグッとうまくなった」というのが率直に浮かんだ感想でした。

次に「出頭に対する反応速度」について。出頭についての反応速度は自身でも驚いたもので、起こりから打突までのスピードが全く衰えていなかったです。最短で、更に威力を乗せる動きは体の髄まで覚えていたようで、いざそれが飛び出た時には驚いてしまいました。

「学生のころよりも一本に対して色々考えて実践」については、一本に対して貪欲になっていったことと、今まで積み重ねてきた"学び"は無駄ではなかったのだなという事を感じました。
練習の中でどのようにしたらより正確に決められるのか、また、どういったケースであるならばそれが有効なのか……など、攻めの効かせ方から起こり、それに対する反応などについてもだいぶ見ることが出来るようになってきたのかなと、個人的には思っています。


4.剣道を実際にやってみた感想(反省点)

  1. 体力がなくなった

  2. 地稽古になると途端に撃たれ弱くなる

  3. 無理をし過ぎる

「体力がなくなった」ことについては、まんまその通りです。
これについてはランニングだけでは補えないなと痛感したことです。
※LT走やインターバル走をやっていなかったので、肺活量強化の見込みはなかっただけなのかもしれませんが。ただし、インターバル走をやると、足を壊してしまうという変なジンクスがある感じがして、なかなか手を出せずにいます、という言い訳をさせてください……。
体力向上についてはやはり「普段から自身を追い込む稽古を貫く」という所に尽きるのかなと思います。ついで、ランニングも時折負荷をかけるようにするといったことをすべきなのかなとも。
体力をつけることは、今後地稽古、更には審査や試合においては必須になるので、最優先にすべきことなのかなと思っております。

「地稽古になると途端に撃たれ弱くなる」は、「体力がなくなった」に関連するのですが、時間経過とともに疲労で対応できなくなってしまい、攻めの効かせ方がうんと弱くなる印象を感じました。結果、しょうもない所で攻められて崩されるなどといったことが起こったり、中途半端な攻めのまま進むものの、打ち切れず、かと言って対応しきれなかったりと、これまた致命的な問題が浮き彫りになりました。
体力がなくなってしまってどうしてもダメだなと思った場合は「掛かり稽古をお願いします」と頼み込んで、短時間で絞っていく程度の胆力も必要だなとも感じました。ここでも「打たれ弱さ―気の弱さ」が浮き彫りになったなと思っております。

「無理をし過ぎる」について。思っていた以上に動くことが楽しかったのもあり、我を忘れて稽古に張り切り過ぎるという没入感も一つの原因なのかなと思います。その結果、内転筋や縫工筋(膝付近)を痛めてしまいました。
勿論、没入感は非常に大切な事ですし、これからも持っておきたいものではありますが、数年ぶりに稽古を再開して、いくら体を動かしていたとはいえ「剣道そのもの」自体は全くやってきていなかったので、最初からフルスロットルでやるものじゃないなと、改めて感じました。
やるならば、エンジンを軽く吹かし、長期間にわたって暖まったところでアクセルを全開にするといった、「大人の対応」を持ちたいですね。


5.今後どうするか

防具をつけて稽古したのですが、これから本格的にやっていくには色々と準備する必要があるなと思っております。具体的には、

  • 道場をどうするか

  • 他に手を付けた趣味をどうするか(続けるか手放すか)

  • 時間の取り方

といったところでしょうか。他にも胴着や竹刀の新調などといったことも考える必要がありますが、こちらは二の次かなと思っております。
とはいえ、ここについては実際にやりながら調整していくのも一つありなのかなと思っております。

さて、剣道を再開した時の目標も以下の通り立てております。

  • 剣道四段を取得する(今後続けていくならば五段以降も取得していきたい)

  • どこかの剣道大会に出て、勝てるようにする(こちらについては抽象的に)

こんな感じです。あとは、この人のような動きや技が出来るようになりたいという目標を立てて、今後の練習に取り組んでいけたらなと思います。


長々と書いてしまいましたが、剣道を再開した時に思ったことは以上となります。
この手の更新についてはどうするかも含めて未定ではございますが、また更新した際には「あ、こいつ剣道を本格的に再開したんだな」位に見ていただけると幸いです。

それでは、またどこかで。

P.S. 飲食や読書、その他趣味については引き続き書いていきますからね!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?