自分軸は、書くことによって定める
脳科学者の茂木健一郎さんは、「脳は、自分が考えていることを常に把握しているわけでは」ないと言います。
(引用はじめ)
むしろ一度外部に出力してみないことには、本人もなにを考えているのかわからないのです。日記を書いている人なら経験があるでしょうが、書いてみて初めて、ビックリすることがありますよね。
「俺ってこんなこと考えていたんだ」
「あのとき、私はこう感じていたんだ」
それこそ「脳で考えていることは、一度外に出力しないと本当には分からない」ことの証拠です。
(茂木健一郎、脳をやる気にさせるたった1つの習慣)
算命学研究家の篠田法正博士は、心のエネルギーの水脈であるコアを捉えたのちに、そこから自分軸を導く流れを示しています。そして、篠田さんも、言葉にして書き出すことを求めます。コアも自分軸も書くことが必要です。自分軸を書き出すときのテンプレートは、「誰に」「どんな手段で」「どんな価値を与えるのか」というものです。
心のエネルギーの水脈を捉えたら、テンプレートに言葉を嵌め込んで、自分軸を立ててみましょう。