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マソマ
2024年9月24日 07:37
令和6年9月23日、やっとのことで秋の到来を感じた。最高気温は30度を超えず、涼しい風が夏服の隙間を通り抜けると、ぞくりとする寒さの気配がする。思えば、今年の8月、はじめて救急車に乗った。猛烈な暑さの中、気がつくと感受性が死んでいた。前頭葉が茹であがるような、意識の空白に驚きさえ感じなかった。それに気づいたときにはもう遅く、崩れるようにして床に倒れた。幸い、倒れたのは屋内で、冷たい