マソマ

書くことが大好きなニンゲンです。趣味でエッセイ書いたり、カニ人ワールド布教記事作りして…

マソマ

書くことが大好きなニンゲンです。趣味でエッセイ書いたり、カニ人ワールド布教記事作りしてます。生き物が大好きです🐳

マガジン

  • エッセイ作品集

    文章の練習のため書いているエッセイ兼日記のマガジンです。ときおり更新します。

  • カニ人布教活動 初見ニンゲン捕獲計画

    新規ヘンタイニンゲンを捕まえるために作成した記事一覧です。よろしければご覧ください。

  • 【カニ人ワールド】人気投票を振り返るシリーズ

    カニ人ワールドの人気投票について振り返る非公式まとめ記事をまとめたマガジンです。

  • 【カニ人ワールド】人魚ちゃん(の元ネタ)に会いたいシリーズ

    カニ人ワールドの人魚ちゃん(もしくはそのほかの種族)の元ネタを見に様々な水族館・博物館・展示施設をめぐってみたよレポです。個人的な趣味による作成です。

最近の記事

  • 固定された記事

【カニ人】カニ人ワールドを紹介してみる【とは】

※この記事は「みえ様」様主催の企画、「カニ人アドカレ」参加に伴い12/2投稿用に作成した記事です。 この記事が気になったらほかの参加者さんの記事も見てみたり、自分が参加してみたりすると楽しいかもしれません! みなさんこんにちは、マソマです。 今回はカニ人ワールドって何?と興味を持った初見さんにもなるべく伝わるように1ファンがカニ人ワールドを紹介してみたいと思います(この記事に貼られたツイートは全てカニ人公式Twitterから引用したものです)。 ということで皆さん、カ

    • 【エッセイ】私はこれを夏とは呼ばない

      令和6年9月23日、やっとのことで秋の到来を感じた。 最高気温は30度を超えず、涼しい風が夏服の隙間を通り抜けると、ぞくりとする寒さの気配がする。 思えば、今年の8月、はじめて救急車に乗った。 猛烈な暑さの中、気がつくと感受性が死んでいた。前頭葉が茹であがるような、意識の空白に驚きさえ感じなかった。 それに気づいたときにはもう遅く、崩れるようにして床に倒れた。幸い、倒れたのは屋内で、冷たい床に助けを求めるように身を横たえたのを覚えている。 「血管が細くなってて入りづ

      • 【転職活動記】転職活動いったんおわり【やっておいてよかったことメモ】

        転職活動を始めていつのまにか半年が経ってしまった。 終わりの見えない戦いだったが、なんと内定が1社出た。条件面で不足はなく、すぐにエージェントに内定承諾を伝えた。 つまり、私の転職活動は終わったのだ。 終わった……そう書いてなんだか納得いかない気持ちになった。 定年まで働くことを視野に新卒で安定していると言われている職に就いたものの、その職場の独特の文化と人間関係になじめずほぼ1年で精神と体がもたなくなってしまった。 こういった経験から転職先でも長く続けられる……い

        • 【エッセイ】おばあちゃんのひげ

          夢の中で亡くなった祖母に会った。お盆の季節なので、帰ってきたのかもしれない。 夢の中の祖母は、ぼーっとしていた。 このぼーっと、というのは祖母が重い認知症になってからよく見た姿だった。うつろな目で前を見つめる祖母は、表情こそぼーっとしていたものの、装いは元気だった頃によく着ていた濃い紫の厚手のカーディガンだった。 この元気な頃の服装に、元気じゃなかった頃の表情というのがなんとも印象に残った。頭髪も、精神病院に入院してまばらになった白髪ではなく、おしゃべりだった頃の山盛りの

        • 固定された記事

        【カニ人】カニ人ワールドを紹介してみる【とは】

        マガジン

        • エッセイ作品集
          10本
        • カニ人布教活動 初見ニンゲン捕獲計画
          16本
        • 【カニ人ワールド】人気投票を振り返るシリーズ
          10本
        • 【カニ人ワールド】人魚ちゃん(の元ネタ)に会いたいシリーズ
          5本

        記事

          【エッセイ】二度とささくれは剥かない

          そう思ったのは湿気の多い6月、ある出来事がきっかけだった。 人差し指のささくれを剥いた。爪の真横のささくれだった。 ささくれを剥くのは好きだ。ぺりぺりと皮を剥いていると、シールを剥がしているかのような快感がある。 その日も何気なくささくれを剥いた。そのとき勢い余って爪の一部が少し剥がれてしまった。血が少し流れるのを気にせず、そのまま放置していた。これが悲劇の始まりだった。 朝起きて指を見ると少し腫れていた。ささくれを剥いたあとに腫れることは以前もあり、放っておけば治る

          【エッセイ】二度とささくれは剥かない

          【転職活動】あ、これ落ちたな……となるポイント集【反省メモ】

          転職活動5か月目に入りました、マソマです。 見事にNNT(ない内定)を極めています。 NNTを極めておりますが、最近にして最終面接までこぎつける率が高くなってまいりました。書類選考落ちの常連からだいぶ進化したと思います。 今回はそんな転職活動のメモ書きとして、主に面接であ、これ落ちたな……となるポイント集をまとめてみました。同じく就職・転職活動中の皆様もこれを見て楽しんでいただければ幸いです。 あ、これ落ちたな……となるポイント集①業界に入るための前提知識が答えられない

          【転職活動】あ、これ落ちたな……となるポイント集【反省メモ】

          【エッセイ】休職ニート、若干の徳を積む

          適応障害で休職した。最初の一か月間は、メンタル面でも体調面でも本当に狂っていた。 狂っている中でも何かやらねば……という思いのみが強くなっていく。 その中で正気を保つためによし!徳を積むか!と唐突に思いついた。 この時点で既に狂っているが、この行動のおかげでメンタルの安定を少しずつ取り戻していった……と思う。 と、いうことで休職ニートが行った本当に微々たる善行を以下に記す。 ①轢かれそうになっている虫を移動させる やることがなく、家に引きこもっていると実家の親に白

          【エッセイ】休職ニート、若干の徳を積む

          【エッセイ】にげるがかち!

          一匹の虫が逃げた、標本にする予定の虫だった。 適応障害で休職している私は、自身の状況から目を背けるため、よく友人と散策している。 その散策を続ける中で、たくさんの虫と出会った。 散策の目的は昆虫観察になり、友人も私もそれを楽しんでいた。 そのような日常の中、友人が昆虫標本を作ってみたいと言い出した。 標本として手元に置きたい虫ができたらしい。 標本作成に乗り気な友人とは対照的に、私は消極的だった。 美しい標本を作るには殺生が必須となる。 手に入れた昆虫の寿命が尽き

          【エッセイ】にげるがかち!

          【エッセイ・転職活動記】泥を食べてみてください

          転職活動において面接になかなか通らない。 その悩みを解決しようと、最近はとりあえず数をこなしている。 何のための転職活動だ、と思われるかもしれない。 私の場合ははっきりしている、健康に生きるためだ。 職場にはセクハラ、パワハラ、前時代的な価値観もすべてが揃っている。 昭和の時代から醸成された地層からとんでもないハラスメントが出土する。 さながら不快のバイキングと言っても過言ではない。 どの食事をとっても中に入ってるのは泥や虫の死骸ばかりだ。 ある人は言った、貴重な経験が

          【エッセイ・転職活動記】泥を食べてみてください

          【エッセイ】紙魚はどこかに行ってしまった

          高速バス、地元から都会まで3時間。 転職が決まらずもう4ヶ月目に入ってしまった。『転職 期間 どのくらい』検索エンジンの出した答えは約2~3ヶ月だという。 その3ヶ月を超えてしまうと、もはや焦りすら抱かなくなった。転職エージェントが自身を気遣うメールがメールボックスに溜まっている。ビジネスの中の思いやりだけが私の先を越して走っていくように感じられ、ただただメールも放置している。 大学で4年間学び順調に資格も取得し就職した。つっかかりのない人生であったがここで初めて盛大に

          【エッセイ】紙魚はどこかに行ってしまった

          【エッセイ】不真面目な接着剤

          太宰治の小説が好きだ。 特に人間失格や黄金風景、正義と微笑のような太宰本人の口調で書いたであろうものが好きだ。津島修治の書くものが好きなのかもしれない。 ほぼ本人の不平不満で構成された作品もあるが、そこに特有の嫌味な感じがない。これは本当に不思議だった。嫌味な文章を書いているというのにそこに胃もたれするような泥臭さを全く感じない。そういった文体の津島修治が好きなのである。 秋はずるい季節だとか日曜は月曜の気配がして全く安心できないだとか現実の少しばかりの不満を言語化する

          【エッセイ】不真面目な接着剤

          【エッセイ】Aha! Aha!

          「ここら辺一帯はもう全部かわっちゃったのねえ」 「あーはいはい、まさしく」 「もうあそこも取り壊しちゃって、ねえ、変わっちゃうのねえ」 「そうですねー、あはあは」 休職期間になってからというもの運動不足が続き体重が10キロは増えた。 急激な体重増加のせいか、それとも元からだっただろうか、太もものあたりには石のような脂肪の塊がついており、これを少しでも落としたいと天気の良い日はジョギングするようにしていた。 太ももの表面は脂肪が岩石のようにぼこぼこと浮きあがっており

          【エッセイ】Aha! Aha!

          【エッセイ】石の裏談合

          深夜、雨が降りしきる中、助手席に友人を乗せてある喫茶店に来た。 傘も持たず車から出入り口まで一直線に走る。営業終了1時間前に来たにも関わらず、意外にも客が入っている。職場の同僚に似た人影が見えてとっさに肘で顔を隠した。 雨雲に月が覆われたせいでより暗さを感じる外の景色とは対照的に、店内は橙色の照明にあたたかく照らされている。いつも選ぶ席とは違う場所を今日は選んだ。テーブルにはぽつりぽつりと木材の節が空いている。 手提げバッグに無理に入れたノートパソコンをテーブルの上に出

          【エッセイ】石の裏談合

          【カニ人ワールド】第1期縁起族人気投票を振り返る【非公式まとめ】

          【あらすじ】地上でハーフキッズ勇者組に置いてかれてしまい、途方に暮れていた蝶ネクタイカニ人は、とりひめちゃんと謎のワームホールを発見します。 そこは謎の国「縁起の国」の入り口でした。 縁起の国は日本神話編の三忌子三姉妹の長女、「恵比寿さま(ヒルコ)」が治める平和と富に満ちた国、蝶ネクタイカニ人はとりひめちゃんと一緒にこの国の住人をスケッチしていきました。 注釈:日本神話編前期のあらましを引用 注釈:アガルタ最新版構造図を引用 そして縁起ちゃんのスケッチが24枚集まっ

          【カニ人ワールド】第1期縁起族人気投票を振り返る【非公式まとめ】

          【カニ人ワールド】とりっこレース人鳥族人気投票を振り返る【非公式まとめ】

          【あらすじ】スケッチ中のよそ見がばれ、妻のカナディア人魚ちゃんに家事全部やる罰を下された蝶ネクタイ古代カニ人、冒険を古代腹巻きカニ人に引き継ぎ、鳥の国冒険編がはじまりました! そして2024年2月11日…… とりっこレース人鳥族人気投票が開催されました! ↑前回人気投票(第2期人虫族人気投票)のまとめ記事はコチラから 今回はどの子が人気を集めるのでしょうか!? 途中経過12024年2月16日、まずは50票近く集まったのちに途中経過1が発表されました!現状1位はハーピ

          【カニ人ワールド】とりっこレース人鳥族人気投票を振り返る【非公式まとめ】

          【カニ人ワールド】第2期人虫族人気投票を振り返る【非公式まとめ】

          2023年12月21日…… 第2期人虫族人気投票が開催されました!! みなさまごきげんよう、マソマです。 今回もカニ人ワールドの人気投票について流れをまとめていこうと思います! 今回まとめるのはカニ人ワールド年末スペシャル、第2期人虫族人気投票です! ↑第1期人虫族人気投票と虫の国冒険編の流れはこちらの記事でまとめてあります! ↑今回の裏工作枠は虫の国の古い虫竜、常世神ちゃんです! ↑人気投票終了は大晦日! 途中経過1まずは50票近く投票されたのち、途中経過1

          【カニ人ワールド】第2期人虫族人気投票を振り返る【非公式まとめ】