決断力ある人って「ただ原則に従ってるだけ」
決断力がない人
決断力がない人は、明確な判断基準がない
居酒屋で画像がないメニューを見てるシーンを思い出してみてください。
選択肢が多ければ多いほど、迷うことはないでしょうか。
一方で、大会に出場するようなアスリートやスポーツ選手は、すんなり迷わず「ハイボール」「刺身」などヘルシーな料理を選ぶかもしれません。
低糖質、低脂質、高タンパク質という絶対的な基準を持っているからです。
仕事や人生も同じ。
意思決定の判断軸がない限り、いつまでも図のように思考が分散され、受け身の人生になりがちです。
決断力がある人
決断力がある人は、絶対的な「原則」に従う
決断力がある人は、原則に基づき意思決定します。
故に迷うことがありません。
原則とは、孔子の「論語」や孫子の「兵法」などを代表とする、
何百年、何千年と経っても色褪せない、
本質的な成功法則や人間の原理原則のことです。
ある尊敬する経営者が「働きたいと思った人は、
ポジションが無かったとしてもとりあえず採用して、その後一緒に考える」という話をしていて、世界的名著「ビジョナリー・カンパニー」で
出てくる「だれをバスに乗せるか」という原則に従っていましたことを思い出しました。
また大谷翔平が「論語と算盤」、孫正義が「兵法」を読んでいたように、
成功者の多くが、古典や歴史的名著を中心に読書するのは、
本質的な原則を無意識にインストールすることで、
一貫してブレない判断基準をつくることの重要性を本能的に理解していたからなのかもしれません。
原則に従うことで、スピードもクオリティも上がる
私がデザイナーになりたての頃、スキルも知識も浅かった私は
デザインをつくるスピードがとても遅く、迷うことが多かったです。
しかし繰り返し、実務をこなしていくと、「こうするとうまくいく」という
法則が分かってくるようになりました。
このような法則を「マイルール化」し、判断基準としていくことで、
どんどんデザインのクオリティやスピードが上がるようになり、今ではデザイナーとしては時給1万円、コーチとしては時給3万円で取引できるレベルまでになりました。
今でも大事にしている考え方です。
具体的なアクション
外食でメニューを選ぶときの判断基準を持つ
買い物する際の絶対的なルールを作る
古典や名著を読む
最も人生で影響を受けた本を「聖書」とする
憧れの人が原則としてる本を買う
仕事におけるマイルールを言語化する
人生で大切にしたい原則をスマホの壁紙にする