これからCDOを採用したい人が絶対に読んでおくべき厳選記事12本
こんにちは。Maslow Designを運営するMaslowの安達です。
最近、まわりの経営者から「CDO(Chief Design Officer)を採用したい」という相談を多くいただくようになったので、具体的にCDOはどんな経緯で採用され、どんな想いで仕事をしているんだろう?と気になったので採用目線でまとめてみました。
この記事では、私がリサーチをするなかでとても参考になり「これはCDO採用をしたい人は読むべきだ」と感じた記事を厳選して、記事中で特におもしろかった部分を引用して紹介していきます。
マネーフォワードがデザインを経営に取り入れる理由
業界でかなり話題になっていたマネーフォワード辻さんの記事。数年もラブコールを送り続ける様子からデザインに対する本気度が垣間見えます。
CDOとしてリスクを取る。デザインを通した価値創造をするために——ビズリーチ CDO 田中裕一
自身のやりたいことと会社の目指す方向が近いことがきっかけでジョインすることに。designingさんはとても読み応えがあるので必見。
CDOってどんな仕事?
CDOの役割は組織の状況において求められることを自分で定義すると仰る通り、ご自身の役割を明確に言語化しており、立場上とても参考になる記事でした。
デザインすべきは、「誰一人取り残されない」ための“場”──デジタル庁CDO 浅沼尚
こちらもかなり読み応えのある良記事。汎用性が低くて難易度が高い分野こそ社会にとって大切な部分であるなど浅沼さんのコンサル出身ならではの思考プロセスが垣間見え、スッキリできる読後感を与えます。
デザインは手段。事業家たるデザイナーの肖像——エムスリーCDO 古結隆介
制作会社のWebデザイナーからCDOへとキャリアを積んでいった古結さんの記事。どんなキャリアパスの人がCDOになり得るのか参考になります。
noteのCDOに宇野雄さんが就任。CEO・CXOと語るデザインのこれから
マネーフォワードやビズリーチと同じく、経営陣がデザインに対して本気である姿勢が人の心を動かす。
デザインはVisionalの文化へ——CDO田中裕一が振り返る3年間の軌跡
先ほどの記事と重複するが、こちらもCDOを採用した3年後にどんなことが求められるのか?どんな思考が必要になるのか?の参考になる記事。相変わらず読み応え抜群です。
CDOとして、大切に心がけていること
こちらはUzabase B2B SaaS Business事業 執行役員CDO平野さんがCDOとして大切にしていることを言語化した貴重な記事。採用要件の参考になるかもしれません。
元DMM.comラボのCDOが、余暇を埋めるのではなく、「余暇を増やそう」と思った理由
入社理由のもう一つ目は「全ての事業が社会課題に向き合っている」こと。やはり事業の社会的インパクトも優秀な人材を採用する上での一つの要素なのかもしれません。
元アカツキCDOが描く、デザイナー像のアップデート。「経営もファイナンスも分かるデザイナー」を輩出する組織へ
ここなら面白そうなチャレンジができそう、ここならスキルにレバレッジがかかりそうだと思わせられるような環境が用意できるかという視点が非常に大切ですね。
スタートアップにCDOが必要な理由 CDO Night #1レポート【オープニングトーク編】
これからCDOを採用したい経営者に読んでほしい記事。
問いを立て目的を達成するものづくりを目指す。GMOペパボデザイン組織の挑戦
6年半Google→CAMPFIRE→GMOペパボというキャリアの小久保さんの記事。自分の求めるデザインを一人で作ることに限界を感じていたところ、組織としてのデザインチームの構築ができることに納得感を持てた事例ですが、これもとても参考になりそう。
CDOの採用は難しいのか?
そもそもデザイナーの母数が少ない中で、CDOクラスを採用するのは相当な難易度です。
しかし、上記記事の内容で共通することとして、本人がやりたいことを叶えることができるまたは実現できるスピードが上がる環境を会社が提供できるかどうかが決め手になっているケースも多く、お互いがwin-winの関係で結果うまく採用できているようにも思えます。
日本でCDOの採用がもっと増え(人材の流動性が上がり)、デザイン業界だけでなく日本全体が明るくなってくれたらと願っています。
繰り返しますが、そもそもデザイナーの母数が少ないという課題があります。
大企業でもベンチャーでもCDOを経験している坪田さんの意見はかなり貴重で、参考にしたいです。
採用に苦労するのであれば、給与レンジを上げていく必要もあると思います。
私もデザイン会社を経営する身として、デザインの価値を証明したいと思っています。
記事を書いた人
安達卓則
Maslow株式会社 代表取締役CEO兼CDO。株式会社Branding EngineerにてtoB営業を経験。その後、株式会社Spaceeで営業、カスタマーサポートを通してUI/UXの重要性を認識し、広告代理店にWebデザイナーとして転職。Web制作の上流から下流まで全てを経験。2018年、自身が天職を見つけ、自己実現した原体験から、人の持つ潜在能力を開花させるため、Maslow株式会社を創業。
さいごに
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