さまよえるオランダ人

バイロイト音楽祭2024『さまよえるオランダ人』に拍手👏を。

僕は誰に何と言われようが、両の手が真っ赤になるまで拍手👏を贈り続けます。

書籍を初読しながらの初聴。冒頭から素晴らしかった。航海の難航さや絶望感。それが希望へ。そしてまた絶望へ。テンポも非常にいい。このエキサイティングなドラマよ。信じられないくらい素晴らしい演奏でした。少なくとも僕にとっては。

この「オランダ人」の嫉妬っぷりにもどうか好感を。僕は知ってるよ。君には共感を覚えちゃう部分も少なからず、あるのだよ。

しかし、なんといってもゼンタ役のヤリザベト・タイゲが素晴らしかった。それに全体を通して、歌唱・合唱がいい。聴き惚れました。もっと名を挙げたいけど、後で書く通り「挑戦」したく、時間が足りないので一人だけ。

昨日の『トリスタン〜』で強く感じましたが、「ワーグナー作品をダイナミックに演じないで、どういうつもり?」。丁寧に描くために緩急が、、、とか五月蝿い。少なくともワーグナーが書いたとされる書籍、、、もちろん日本語訳で読んでいるし、素人の解釈では不十分も甚だしいでしょうけれど、つーか、んな大人しいもんじゃねえだろう?きっと腑が捩れんほどの想いで書いたであろう、ワーグナーの情熱を想ってみれば。

僕は、今日の放送に感謝を述べる。

さあ、解説の方のご意見を伺う。挑戦だ。


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