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NYでプチデザイン留学してきたよ 準備編

こんにちは。

この夏、NYのブルックリンにあるPratt Instituteという学校で7月半ばから1ヶ月プチ留学をしましたので、その様子を記録してきたいと思います。


あくまでプチ留学。

留学してみたいけど長期の休みが取れない、仕事を辞めて留学する勇気と貯金はない、せっかく行くなら語学留学以上のことをしたい、けどおけいこ留学じゃ物足りない、っていう人たちの参考に少しでもなれば嬉しいです。

まずは準備編から。

今回私はPratt Instituteという学校で、2週間のサマープログラムを2つ受けました。PrattはNYのブルックリンにある美術大学で、卒業生にはロバート・メイプルソープや建築家のピーター・ズントーなどがいます。

アメリカやヨーロッパの多くの大学では夏休みに外部向けのサマープログラムを開催していて、普段の専攻に関わらず学ぶことができます。これはデザイン系の学校に限らず。
pre-college という高校生が受けるプログラムがメインのイベントのようですが、たいてい大人向けのクラスも開校しています。また、本格的に留学しようとするとTOEFLやIELTSの点数が求められますが、サマープログラムは必要ない所が多いです。なので授業を理解できるかは置いておいて、だいぶ気軽に受講できますよ。

では、なぜPrattにしたのか。


まず単純に、アメリカの東海岸に行ってみたい!という想いがありました。特にNYは文化的にアート、音楽、ファッション、エンターテインメントと刺激的な街で、やっぱり一度は行ってみたい憧れの場所です。あとはカリフォルニアなど西側の輝く太陽の下の空気感は自分には合わなそうだったのと、ヨーロッパはこれまで旅行で何度か訪れたことがあったので。

そこで候補に挙がったのが同じくNYにあるParsons、少し北に上がったロードアイランド州にあるRISD、そしてPrattです。

Parsonsはファッション分野が有名ですが、グラフィックやプロダクトデザイン、デザインストラテジー等でも面白い取り組みをしています。

そしてRISD、正式名称はRhode Island School of DesignでAirbnbの創業メンバーが卒業生であることで有名です。割とアカデミックな校風ですが、頭だけでなく手を動かしてデザインすることに重きを置いているらしいです。

最後にPrattですが、アメリカで5本の指に入るくらいの名門美術大学であることと、ブルックリンという立地が文化的に面白そうだな、くらいの印象しか持っていませんでした。ちなみに、教育方針の違いからか、PrattとRISDは互いに牽制し合ってるらしいです。


この3つの学校の内容を見ていたのですが、サマープログラムのメイン期間は6月〜7月のようで、面白そう!と思うプログラムの多くは既に始まっていました。
本当はRISDのプログラムを受けたかった、というのはPrattの人たちには内緒です。

私が参加可能な期間で2〜4週くらい、そしてせっかくだから新しい分野を学びたい!けど自分の専門性から遠すぎない分野で!という希望を満たす中で興味を持ったのがPrattのプログラム。
あと最後の決め手は受講料、寮費が安かったからです!フルタイムのクラスじゃないというのもあるけど、なんたって受講料+3週間の寮費で$3,000ちょっと!NYにこの金額で1ヶ月滞在できてプチ留学経験もできちゃうなんて破格です!!

また、Parsonsは3週間のプログラムが基本でしたが、Prattは1週〜と幅広いコースを用意していた点も、プチ留学希望者にとって受講しやすいポイントかと思います。ちなみにRISDは2週〜でした。

そんなこんなでPrattに行くことに決め、早速申し込み!ここから先は申し込み編に続きます〜

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