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#8 月5万円貰えるシステム教えて→障害年金!

障害年金は、病気やけがによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です。
働いている人が貰うのは=障害厚生年金
非労働者が貰うのは=障害基礎年金 と言います。

日本年金機構のHP:
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150401-01.html

整理すると、障害年金(障害基礎年金、障害厚生年金両方)は、
国民年金とかとは別に貰えて、非課税(!)

まるっと月に5万円貰えるなら申請しない手はないじゃないですか。

アイデアは財産にございますね

先ずは、非労働者向けの「障害基礎年金」の額をざっと見てみましょう。
【障害基礎年金の年金額(令和6年4月分から)813,700円 + 子の加算額※】
【子の加算額 2人まで 1人につき234,800円
【子が3人目以降 1人につき78,300円

仮に子どものいない非労働者が貰うなら、【月67,888円】の計算ですね。
これでも結構きついかな。
東京だと家賃は七万円とかざらだから……。

お金の話ばっかしとるけど大事です!

さて美凪自身も長らく労働者であり、
障がいのある方にも意欲があるなら働いていただくのがいいなと思うので
敢えて障害厚生年金を深堀りします

(専業主婦の友達もいるけど、将来貰える年金は考えているのかな……?)

労働ってお金が貰えるから楽しいゾ

障害厚生年金は「厚生年金に加入しているのが条件」なので
必然働いている人向けの年金です。

どうやったら障害厚生年金を貰えるのか?
ポイントは三点です。

  1. 厚生年金保険の被保険者である間に、障害の原因となった病気やけがの初診日があること

  2. 障害の状態が、障害認定日に、障害等級表に定める1級から3級のいずれかに該当していること

  3. 初診日の前日に、初診日がある月の前々月までの被保険者期間で、国民年金の保険料納付済期間と保険料免除期間をあわせた期間が3分の2以上あること。→要するに働いている期間が長く必要ってことですね。

↑↑これだけじゃわけわかんねーよ!!

……本当ですよね。
計算式とかも難しいので、
お近くの年金事務所に行って詳しく話を聞いてください。

因みに美凪の場合は、
障害認定日」が、実は産後の鬱を2013年に発症しているので、
「コロナ禍で鬱となった(再発?)2020年なのか
or「2013年まで遡って支給されるのか?
それが肝でした。
(申請時は無職でしたが、どっちの年も働いていたので障害厚生年金になります!)

結論からいうと2013年まで遡って支給されました
メンクリには四つかかってて、
一病院一万円もするB4の両面の長ーい細かい診断書を全部の病院行ってお願いしたり、
無理やり本籍思い出して戸籍謄本貰いに行ったり……。
非常に煩雑な手続きでした。
役所の方曰く、「結婚よりも大変な手続き」だとか。

美凪的には分譲マンション買うときよりも大変でした

これだけやって貰えなかったらまじどうしよう?
主治医の先生もわたしも気がかりでした。
傍から見たらわたしってピンピンしてますからね。
それが書面にどれだけ反映されるのか。

最後の書類を出した時にも
年金事務所のかたが詳しく説明してくださったんですけど、
年金支給有無や金額が決定するのには、
申請より半年ほどかかるとのこと。

確かに、美凪が申請したのは2021年夏ごろで、
自宅に無事申請が認められた書類が届いたのが翌年1月頃でした。

期間は令和5年1月~令和8年1月まで。
三年ってことですね。

で、期限切れる前にまた申請しなきゃならないという……。わーお。

自分の経験から強調しておきたいのは、
病んだらとっととメンクリ受診してください。

メンタル来たと思ったらすぐ受診!

美凪の場合は、2013年に産後鬱が酷いあまり、
見かねて家族がメンクリ探してくれてフラッフラになりながらも
なんとか受診しました。
「その程度なら薬を処方するまでもない」とか言われて
帰されましたけれど(苦笑)おいーっ。

ただ、その時受診したからこそ、
遡りで非常にありがたい条件で
障害厚生年金を貰えることになった
ので。
産後鬱自体は数ヶ月で落ち着いたから、
あの病院行ったのは一度きりだったのですが、
障害認定日」、まじ大事。

障がい者手帳や就労移行支援事業所、障害年金について調べて、
自分で手続きしまくって思ったことは……。

知らないと損することばかりなんですよね。

障がい者に本来んな余裕はない

誰からも教えて貰わなかったら障害厚生年金貰えずじまいで
生活がもっと苦しかったはず
です。
鬱で手帳も貰える状況であればもう、貰えるものは
どんどん貰ったほうがいい。

障がい者手帳あればバスも美術館も博物館もタダ
優先入場もありますから。
生活が豊かになりますよね。

慎ましい生活の中で豊かさを

さて次回は、
美凪が就労移行支援事業所に通ってその後どうなったのか?
レポして参ります。

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