#0 これまで旅先で暮らした感想を書けなかった理由
はじめまして、ここ3年ほど海外で暮らしていたフリーランスです。
「暮らしていた」というのは日本に帰ってきてもう半年になるからです。
7ヶ月前は、まさかこんな風に日本で2020年を過ごすことになるなんて想像もしていませんでした。
はじめてのnoteを見てくださる方に向けて、少しだけ自分語りをさせてください。
私は短期間ではなくある程度まとまった期間をその国で暮らして「どの国に住みたいか」を考える旅暮らしをしています。その理由は自分にとって日本が一生住みたい場所かわからなかったこと、いろんな国をみて暮らしたい場所を決めたいと思ったからです。
これまで自由研究のまとめと称して、その国での家探し、スーパー事情、お気に入りの店など衣食住にまつわることをブログに書いてきました。学級新聞に書くような気持ちでやっているので夏休みの宿題気分です。自分では大人の自由研究と呼んでいます。
ただ、とある理由からブログには「その国で暮らしてみた感想」をなかなか書くことができませんでした。
私の旅の先にある目標は数年もしくは人生をかけて移住なので、今まで訪れた国に対して「ここは移住したいな」「ここはやめておこう」という感想があります。その国に引っ越そうと思わない決めてになった出来事は、自分の中でとても印象に残っています。
けれど、それはあくまで私が経験したことで。
「こういうところがイヤだなぁ」と思って移住候補から外したとしても私という一個人の感想なので、その国が大好きな人からすれば嫌な思いをするだろうし、大いに叩かれるだろうと思うと尻込みしてなかなか書くことができませんでした。
実際に「あ、移住したくない」と思ったのはネガティブな出来事への感想が多いです。しかし2度目にその国に滞在したら全く違う印象を持つと思いますし、大嫌いが大好きに変わるかもしれません。たった一回の渡航ですべてがわかるわけではありませんし、むしろそうなる自信があります。
人によって感じ方は違う。状況によっても違う。「うーん…難しいから触れないでおこう」というのが今までの本音でした。
ただコロナ禍でこれまでの写真を整理したり文章をまとめているうちに、もっと皆が知りたがっている情報はないかなと思うようになりました。
ツイッター上で聞いたところ「暮らしてみた感想を聞きたい」という反応を頂きました。「楽しみにしています」というコメントを頂けたのもとても励みになりました。
旅先の良いところばかりでなく、イヤな出来事や印象的だったことをちゃんと書き残したい。そんな思いから、今回はその国で暮らして良かったことも悪かったことも正直にnoteにまとめてみることにしました。
読む人によっては「いやいやそんな国じゃないでしょ」とか「こいつ性格わるいな」とか色々意見はあると思います。でも嫌だったことが全くない生活も人生もないので。かなり個人的な感想文として、ひっそりnoteで公開してみようと思います。
このnoteでは
・海外で生活していて起きた出来事
・その国で出会った人々
・なぜ私がその国に移住しなかったのか
この辺りをテーマに正直に書いていこうと思います。なるべく毎日更新できるようにがんばります。よろしければしばしお付き合いください。
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