若い日の自分へ伝えたいこと 「弛まぬ努力の先にあるもの」 #005
ども、Mashiです。
今日は、若い頃の自分に教えてあげたい現実について書きたいと思います。
■人に重宝される能力を持つ後輩を見て思ったこと
自分が20代前半くらいのころに、自分より優れた能力を発揮している人を見て思ったことがあります。その人は、学生時代から英語が得意でTOEICで高得点をとり、英語の読み書きはお手の物。自分より年下で新卒でしたが、様々な場面で重宝されていました。
その状況をしばらくの期間目の当たりにして、思ったこと。それは、
「最初からやっている人は強いなあ。後から追いつくのは大変だ。」
これは、自分に英語の能力がなかったこともありこう思ったのです。
そして、
「物事を最初から学んだ状態で舞台に立てば能力を発揮できるのか。」
そう思ったのです。
この時の私は、言うまでもなく自己分析などしていません。
自分の今の能力で何が強みとして出せるのか?
自分はどういったところで強みを作っていけば人に重宝されるのか?
といったようなことは全くしていませんので、今すでに能力を発揮している人を見て羨ましく思うのみでした。
#️⃣なんて残念な若者だったことだろうか 誰か教えてあげて😭
この出来事があったからなのか、それとは関係ないのか、奇しくもこの後転職のために新たな分野の勉強を始めるため学校に再入学しました。
■最初から学んでいても学んでいなくても結果には関係ない
学校を卒業後、社会に再度出ていく事になりました。
今回は、学生時代から学んできたし、ここから普通に行けば重宝される人にはなれるのではないか。と甘々な考えで再出発。
#️⃣この時まだ教えてもらってない😭
しかし、やはり感じる違和感。それは、
「学校である分野について最初から学んで社会出たけど、能力発揮できないな。」です。
そりゃそーです。まだ、その分野では出来の悪い下っ端も下っ端ですから。自分より先にその分野にいる人より何倍も超絶努力し続けない限りぶっちぎりの結果は出せないのです。それだけではなく、同期や後輩でも結果を出す人は出すし、出さない人は出さないという構図があり、どうやら二分されていることがわかりました。
ここで気づきました、
「最初から学んでいればいいということではなかったのか。」
#️⃣気づくの遅っ
「最初から学んでいようが、学んでなかろうが、今どれだけその事に注力して努力し行動し続けているかが重要である。」と言う事なんです。
世の中で脚光を浴びている著名な人たちの多くは毎日毎日誰に見られることもなく、続けている努力があってその上にその人の能力が発揮されているのです。
しかし、メディアを通して私たちの目に入ってくるのは、毎日の地味な努力ではなくその能力が脚光を浴びた時だけ。そこしか見ていない人にとっては、血のにじむような努力が前提にあって出ている結果だと言う事に気づかない。気付こうともしない。気づくことができない。
私は、この事に気づくのに何年もの歳月をかけてしまいました。しかし、今はそれに気付いて自分の居場所、努力する方向、続けることの重要性を理解しているつもりです。
時間はかかりましたが、ここに気づけたことは非常に重要だと感じていますし、遅いことはないと思って超絶努力します。まだまだ努力量は足りないと思いますが、続けていきたいと思っています。
#️⃣がんばれ、いい大人👊
これを続けた先に、自分が誰かに重宝され、何者かに近づいていくのだと思います。自分の行きたいところに行くのに「どこでもドア」のような近道はありません。毎日誰も見ていないところで血のにじむような努力を続けたその先に光が見え始めます。
世の中の著名人やインフエンサーのような結果はまずいきなり出すことはできません。しかし、日々の仕事の中でこの考え方に基づいて継続する事によって、モヤモヤしていたものの先に希望の光が見えて前に進むことができることは経験できます。まずは、そこから始めてみよう。
これが若い日の自分に伝えたいことの一つです。
■努力を続けるためにもう一つの重要な事
この努力を続けるには、気合だけでは乗り切れません。
それには、根底にある強い思いが必要であることは間違いありません。
例えば・・・
☑️ 大切な人を守るために必ず○○のようになる。
☑️ 自分の過去の辛い経験から、もう自分のような人を作らないために○○のような世の中にする。
☑️ 家族との幸せな時間を多く過ごすために○○のようになる。
☑️ 世界中の子供たちが同じように楽しくなるように○○を作る
こういった熱い思いがないと、途中で継続できなくなってしまいます。なので、なりたい自分になるのには、どのような熱い理由があるのか自分なりに考えておく必要があると思います。
その熱い思いがあれが、いずれくるであろう障害物も乗り越えられる可能性が高くなります。一人で孤独を感じようとも自分を奮い立たせてくれるよき薬になります。
自分の心震わせる強い思いを言語化し、行動の理由として残しておくことをお勧めします。まだ、それを言語化できないのであれば、行動を始めながら考えてみるのも良いと思います。行動しないと何も見えないということもあります。
もう一つ、自分と同じように目指すところに向かって努力している人を見つけることです。同じような努力をしている人がいると、「あの人も頑張っているから自分も。」と、苦しい時にも自分を奮い立たせてくれます。
若い日の自分と似たような境遇にいる人の未来が少しでもいい方向に向くための一助となれたなら、これ以上幸せなことはありません。私のこの苦い経験が誰かの役に立つことは私にとって財産です。