第1回 本格的お料理レシピ:六本木モティのバターチキンカレー
みなさまこんにちは。ましかくくん本人です。今回は様々なお料理の「本格派」にチャレンジする第1回となります。引き続き擬人化した「たむさん」とふたりで、レシピを紹介していくスタイルです。
登場人物紹介
ましかくくん=このコラムの主人公。太ってたがやせた。お料理好き。このコラムを動画化しようとしたら、動画はnoteに投稿できないことを知る。最近は漫画化したいとこっそり考えている。
たむさん=どちらかというとツッコミ。ましかく家のペットを担当。当コラムでは擬人化を実現ししゃべれるようになった。職業は犬。
たむさんCV.大谷育江さん、M・A・Oさん ※ただの希望です。脳内変換すると読みやすくなります。
ゆっくりしていってね!
まし:はじまったね!
たむ:はじまったね!
まし:一抹の不安を抱えつつ今回は本格的なお料理にチャレンジするよ!
たむ:ましかくの性格を考えると胃が痛くなってくるな。
たむ:ところで、第1回目は本格的に何を作るの?
まし:ナマステ~
たむ:六本木のインドカレーの名店モティのバターチキンカレーだな!
まし:ブー!正解!よくわかったね!
たむ:どっちだよ。正解でいいんだな?
たむ:ましかくがいつもインドカレーを研究してたのは知っているのだ。
たむ:完成したときの嬉しそうな顔も知っているのだ。
まし:言っておくがモティのバターチキンへの情熱はマッハなのだ。
たむ:情熱がマッハ?
まし:最後の晩餐はモティのバターチキンだと本気で思っておる。
たむ:確かにモティのバターチキンでは断トツで美味しいもんなぁ。
まし:清原和博選手や安室奈美恵さんも通っていた名店なんだよー!
まし:初回の今回は、この六本木モティのバターチキンの再現レシピをやるぞー!
たむ:最初からクライマックスってやつだね!
まし:うむ!
まし:ではつくっていく!
たむ:はよはよ!
まし:ここで注意事項のお知らせ~
たむ:なあに?
まし:材料に聞いたことないスパイスがでてくるけど、ひるまずに。何も考えずにそろえてみてほしい。
まし:大丈夫。スパイスは安い。
たむ:マミーマートやイトーヨーカドーで売ってる?
まし:ごめんね。売ってないのだ。
たむ:ありゃ。
まし:東京都台東区上野にある大津屋というスパイス専門店おススメ!通販もやってます!
まし:楽天やAmazonでも売ってるから!頑張ってそろえてみてほしい!幸せは後からやってくる!
たむ:では材料を紹介していこうよ!
まし:本当に多くてゴメン!めげずに集めてほしい!ポケモンを集めるつもりで!
<モティのバターチキンカレーの鶏ももを漬け込む用>
・鶏モモ肉 300グラム ※鶏むね肉でもOK 鶏肉ならOK 多くてもOK
・ターメリック 小さじ 半分 ※黄色い粉。カレーの色の素。だと思う。
・チリパウダー 小さじ 1 ※赤い粉。 カレーの辛味の素。絶対そう。
・塩 小さじ 1 ※白い粉。 カレーの旨味の素。みんな知ってる。大丈夫。
・ニンニク 1片 ※チューブでもOK。その場合は3センチくらい。
・ショウガ 1片 ※チューブでもOK。その場合は3センチくらい。
・ヨーグルト 200グラム ※明治でも雪印でも
<モティのバターチキンカレーの本体第一形態用>※油にスパイスの香りを加える作業です。
・油 大さじ2 ※サラダ油、米油推奨。オリーブオイルはダメ。インドの香りじゃない。
・バター 10グラム ※バターチキンだからさ!
・カルダモン 4粒 ※緑色の粒。粒のままのやつ。ホールというらしい。
・ワイルドカルダモン 1粒 ※黒い粒。粒のままのやつ。なくても大丈夫。ホールというらしい。
・クローブ4粒 ※Y←こんな型の変な物体のままのやつ。ホールというらしい。
・シナモン 5センチ ※木の皮みたいだと思ったら本当に木の皮。ホールというらしい。
<モティのバターチキンカレーの本体第二形態用>※まだまだこれから。
・タマネギ 大1玉 ※たまねぎ。普通。
・トマト 中1玉 ※トマト。普通。
・ニンニク 1片 ※チューブでもOK。その場合は3センチくらい。
・ショウガ 1片 ※チューブでもOK。その場合は3センチくらい。
・カシューナッツ 20グラム ※もっと多くてもおいしいよ。
・チリパウダー 小さじ 半分 ※中辛にしたい場合は小さじ1。大辛にしたい場合は遠慮せず。
・カスミリチリ 小さじ 半分 ※これほんとに売ってない。入れると赤味がでる。無くても問題なし!
・パプリカパウダー 小さじ 半分 ※赤味と香りとコク。
<モティのバターチキンカレーの本体最終形態用>※これでやっとカレーになるの。
・バター 40グラム ※バターチキンだからさ!
・生クリーム 50グラム ※50グラムだから余りがちだよね…ゴメン。
・はちみつ 大さじ1 ※超大事。はちみつが入ってないバターチキンレシピは信用してない。
・塩 小さじ 半分とちょっと ※加減しながら入れてね。
・ガラムマサラ 小さじ 半分 ※インド人のマル秘調合スパイス。香りがイイ!
・カスリメティ ひとつかみ ※見た目ただの葉っぱ。こんなん入れていいの!?とはじめは思う。
まし:ハアハア。
たむ:こ、これはいままでにない材料の量と複雑さ…
まし:ここまで読んでくれたみんなはぜひ!しつこいようだが、めげずに材料を集めてみてほしい!
まし:ではつくていく!
たむ:はよはよ!
まし:まずは鶏肉をタンドリーチキン風に漬け込むのだ!
たむ:本格的だなぁ。
まし:1日くらい漬け込むといいよ。お肉が柔らかくジューシーになるのだ。
たむ:ヨーグルトってすごいよね。
まし:では漬け込む。漬け込む用の材料を全部ボールに入れて漬けるー!
たむ:つけてる間は?
まし:ドラクエでもやるか。
~次の日の朝~
宿屋:ちゃーちゃーちゃーちゃーちゃーちゃっちゃーん♪
※ドラクエの宿屋の音楽です。
宿屋:おはようございます。ましかくさん。昨日はお楽しみでしたね。
たむ:…。1日経ったってことか。
まし:漬け込んだ鶏肉をタンドリーチキン風に焼くよー!
たむ:ボールに余ったヨーグルトの漬けダレは?
まし:これも全部フライパンにいれちゃう!
たむ:へー!そうなんだ!
まし:YouTubeでインドの動画みたら、全部びたびた入れてた。
たむ:あ!確かにいい匂いがー!すでに高まるー!
まし:じゃろー。
まし:適当に焼けたら火を落として放置。
まし:玉ねぎ、トマト、ニンニク、ショウガこれ全部ざく切り。
たむ:そんなにざっくりでいいの?
まし:これね、あとで全部ミキサーにかけるから気にしなくて大丈夫。
たむ:またYouTubeでみたな?
まし:ドキ。
まし:ここでいままにない本格的作業
まし:油にスパイスの香りを移す!
たむ:ましかくらしくない本格的作業だな!
まし:だがこれをやると一気にキッチンのインド度がアップ!
たむ:インド度って言いにくい。
まし:油とバターをフライパンにいれてー。粒のままのスパイス達を投入。
まし:カルダモンていう緑色の粒が熱されてプクッと膨らむのだ。
たむ:膨らむとどうなるの?
まし:インド度があがる。
たむ:本格的なのか、いい加減なのかわからんな。
たむ:それにしてもシナモンて本当にただの木の皮だね。
まし:そうなんだよ。入れるのに不安になるよね。
まし:でも大丈夫!YouTubeでインド人がいれてた!
たむ:あ、いい匂いがしてきた!本格的なインドの香りだ!
まし:じゃろー。
※ふたりはもちろんインドに行ったことなどありません。そっとしておいてやってください。
まし:この油の中にざく切りにしたお野菜と、カシューナッツを投入。よく炒める。
たむ:よくさ、玉ねぎを飴色にーとか聞くけど、やっぱりそれくらいじっくり炒めるの?
まし:そんなことしないのだ。ふつうに玉ねぎが透き通るくらいでOK!
たむ:ほー。ほんとう?
まし:大丈夫。YouTubeでインド人がry
たむ:玉ねぎがしんなり透き通ってきたね。
まし:そうだね!ここでめんどくさい本格的作業。
まし:粒のままのスパイスを取り除く。
たむ:めんどいね…。
まし:マジレスすると、全部まとめてスパイスごとミキサーで粉砕するインド人もいるらしい!
たむ:なぬー!
まし:だがさすがに怖い!ここは丁寧に取り除くこととしよう。
たむ:そうだね。こんなよーわからん木とか種?とか?そもそも植物?よくわからないね。
まし:スパイスを深く考えると沼にはまるぞ。力の種とか、すばやさの種だと思うと気が楽になる。
まし:ではここで第二形態用のスパイスを投入。
まし:カスミリチリは売ってないから省略。
たむ:材料を抜くって不安だよね。
まし:大丈夫。ry
たむ:うむ。
まし:スパイスを投入したら5分ほど火を通してぜーんぶミキサーにドボン。
まし:そしてミキサーで粉砕!
たむ:あ、お店でよく見るバターチキンカレーっぽい液体になった!
まし:じゃろー。
まし:ミキサーから鍋に戻して、焼いたチキンをヨーグルトごとお鍋にドボン。
たむ:もうだいぶバターチキンカレーらしくなったよ!
まし:さあ!仕上げだよ!
たむ:はよはよ!
まし:バターを40グラム投入!
たむ:多いね!
まし:バターチキンだからね!
まし:生クリーム50グラム投入。
たむ:あまった生クリームをどうするの?
まし:これは長年日本を悩ませる問題だよな。生クリーム余る問題。
たむ:今後は余った生クリームを使い切るお料理を考えてよ!
まし:それはいいね!やってみよう!
まし:塩小さじ1弱いれまーす。
たむ:微妙な匙加減だな。
まし:しょっぱくなると直せない。お水足すわけにいかんし。
たむ:なるほどな。それで少しずついれて味見するわけだね。
まし:ガラムマサラをいれるよー!
たむ:いれるとどうなるの?
まし:なんとなくスパイシー?
まし:はちみつをいれるよー!
たむ:カレーにハチミツってバーモントみたいだね。
まし:ハチミツは絶対!ここで遠慮するとトマトが勝ってなんだか酸っぱいカレーになる!
たむ:よくインドカレーを作ってみたけど酸っぱいのができたって聞くね。
まし:そうなんだよ。酸味は、はちみつの甘味で消すのさ!
たむ:よくきがついたな。ましかくのくせに。
まし:ファインプレーじゃろ。モティで食べたときにハチミツが入ってることに気が付いたのだ!
たむ:やりおるー!
まし:次にカスリメティをいれるよー!
たむ:うげ!こんな葉っぱをいれるの?
まし:大丈夫!これ火が通ると柔らかくなるし、本当に香りがよくなるよ!
たむ:ほえー!
まし:さあ、モティのバターチキンのできあがりだ…
たむ:スパイスを集めるところからはじまり、工程をみてると神々しい食べ物にみえるよ…。
まし:じゃろ…。
まし:さあたべてみようじゃないか。
たむ:う、うん!
たむ:!!!!うまい!!!完全にインド!コクがあって辛さもあって!チキンもジューシーで柔らかい!
たむ:本当においしいね!これは本当に大変だけどつくってもらいたいな!
まし:さあ、たむさんよ!ワンピュータで今日のカロリー計算を頼むぜ!
たむ:減量レシピじゃないけど計算するの??
まし:まあ一応な…
たむ:ではワンピュータで…ピコピコー。
たむ:ピピピ…100…200…300…
たむ:まだ上がるぞ!ピピピ…500…800…900……ピピピ…ピー!ボンッ!!
たむ:ぎゃっ!
まし:ということでワンピュータが壊れるほどのカロリーを持っていますがたまにはいいんです。
たむ:ストレスや悩みが吹っ飛ぶ美味しさだよー!
まし&たむ:最後まで見てくれてありがとう!作ってみてくれよな!