101.苦しかったときの話をしようか【森岡毅】読書感想文
つい先日、Xをボケーっと眺めていると、
「マーケティング初心者はこの順に本を読め!」
みたいなのを見つけました。
そのうちの3冊くらいが森岡さんが書いた本で、
初めてそこで「森岡毅」という人物を知りました。
そのときまで全く名前も実績も知りませんでしたが、
自分にとっての記念すべき1冊目である
「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」を読んで、まじで電撃が走りました。
(これ読み終わってるんですが、まだ読書感想文書いてないです。次回お待ちを…)
そんなこんなでめちゃくちゃファンになりまして、2冊目がこちらです。
5冊目くらいまでは、すでに家で待機しています。
そんな森岡さんはマーケティングや戦略的成功力を武器にキャリアを積んでいっていますが、進路に悩む娘さんのために書かれた本がこちらです。
文体がメッセージ口調なのと、裏付けのある文章なので、
小説を読んでいるかのように吸い込まれましたし、
僕も娘さんと同じくキャリアに悩む若者として、かなり突き刺さりました。
特に気になった部分を3つほどあげて、感想を書いていきます!
会社の将来性を見極めるコツ
今入りたい大企業が、今後もずっと大企業であるとは保証されていない、ということです。
逆も然りで、今は小さな会社でも、今後日本を代表する企業になるかもしれないです。
僕自身は、成長のための環境として、会社を選びたいですが、
スキルを学ぶためにその会社に入ったとしても、数年で経営不振に陥られては困りますよね。
一方で、昇り龍のような会社とともに成長できたならば、経験できる質と量はとんでもない気がします。
要するに、大企業≠成長できる環境、です。
今も見すぎるのはよくないし、
今後何年働きたいかでも、会社の選択は変わってきますね!
Tの人、Cの人、Lの人
本書以外にも、森岡さんは徹底して、
強みを伸ばすことの重要性を唱えています。
その強みを基礎能力として、3つのカテゴリーに分類したものが、T、C、Lです。
自分ごとですが、自意識過剰なのは一旦置いておいて、
全部自分に当てはまる気がしました。笑
でも一番好きなことはなんだろう、と思うと意外とTかもしれない。
周りはCと言いそうですが。笑
その根拠の一つに、お風呂で数独を解く時間が僕は最も幸せな時間です。
無心で解くことに没頭できること、解いた時の達成感、
いつもたまらない幸せです。
あと最近思い出したのは、太鼓の達人が好きなこと。
TCLのどれかというとTな気がしています!
どういう連打を体の感覚に落とし込むか、自分なりの言語化が求められるんですね、実は。(論理的にやる派なので)
こちらも数独と一緒で、できるようになる達成感もたまらない!
こんな感じで、自分の強みの認識は鋭くしていきたいです。
「転職」は武器になる!
転職はある程度リスクがある行動です。
転職してその目的が達成された(=その転職が成功であった)かどうかは、すぐにわかることではありません。
だから日本人の多くはあまり転職をしないまま、同じ会社でキャリアを形成していくことになります。
ただ、目的次第では、この壁を越えられるわけです。
一方で、転職活動は横移動にすぎない、なんて発言もあります。
じゃあ、これを縦移動にするためにはどうするか。
このためのキャリアの目的設定です。
ここがしっかりしてないと、安易に転職すべきじゃなさそうですね。
重く受け止める必要はきっとないんでしょうが、
軽く流して、企業イメージが先行した転職活動にならないよう気をつけます!
さいごに
これまたXで「強みの重要性」について書いている人がいました。
その人も森岡さんのことを推していて、この本を読んでようやく繋がりましたし、その人が強く推していたことも理解できました。
まずは自分を知ること(Self Awareness)が大事そうです。
自己分析という言葉を使うと、なんだか道のりが長くて大変そうですが、
本書でもあげあられているように、強み発掘を目的に、好きなことを100個あげるのはとても簡単に思えます。
やってて気持ちもいいと思いますし!
現在自身も絶賛キャリアにお悩み中ですが、
こればかりは本を読んでも得られないことがほとんどです。
改めて自分を知ろうと思えました!
最後に自意識過剰構文で書きますが、
森岡さんの言葉は共感させられるものが多く、自分に照らし合わせることのできる箇所が非常に多いです。
ただ単に森岡さんの言語化能力が高いだけですが、
森岡さんの本を読むと、自分もできるのでは?と無敵になれた気がします。
そういった点で、これからも森岡さん推しでいきます!笑
引き続き森岡本の、読書感想文をお楽しみに〜!
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