世の中もっと、ゆっくりと
今日はまずこちらの動画を見ていただきたいと思います。
こちら、日曜日の朝放送されている「サンデーLIVE」という番組の中のとあるコーナーです。
松岡修造さんが全国各地を取材されるコーナーなのですが、この日は福岡のとあるスーパーの「スローレジ」を紹介されています。
スローレジとは何か?
というと
ご高齢の方や障害者の方のためのレジ
だそうです。
しかも、なんといくらやり取りに時間がかかっても許されるとか。
動画にはとても時間をかけて小銭を出している高齢の方が出てきます。
周りには誰も嫌がる人がいないどころかレジの係の方もそっと何も言わず見守っておられます。
中にはちょっとした会話でお客さんの気持ちを和らげる場面も出てきます。
こんなレジ、もっとたくさんあっても良くない?
ダイパ重視の今の世の中には逆行しているかもしれませんが…。
私は以前こんな記事を書きました。
こちらの記事では呂布カルマさんのCMを紹介させていただいています。
その強面とは裏腹に優しい「寛容ラップ」に乗せて爽やかな対応を見せてくださるCMです。
このCMには財布から小銭を出そうとしてもたつくおばあさんが出てきます。
このタイパ重視の世の中そんな人を受け入れる空気はまだまだないかもしれません。
もちろん受け入れて欲しいですがコンビニというお店の特徴からしてスビード重視ですもんね。
理想と現実には乖離がありそうです。
だからこそ最初にご紹介した「スローレジ」があったらいいなと思うのです。
ここでは「元気だった?最近見なかったけど」なんていう会話もあるようです。
コンビニには不可能かもしれませんが、スーパーの数あるレジの中に1つこんなレジがあっても困る人はいないのではないでしょうか?
こちらのレジを考えた方は
「ご高齢の方や認知症の方にレジを無事に済ませるという1つの達成感」
を感じて欲しいと仰られています。
もう1つ私が考えたのは、
ささやかに生存確認ができる1つの場所であってほしい
ということです。
この世の中
障害者や高齢者の孤立
この問題が今後切っても切り離せません。
スローレジでちょっとした会話をしながらゆっくりお買い物を済ませることができたら…。
中には孤独を感じない瞬間があるかもしれません。
孤立についてはりょーやんさんがこちらの記事にて詳しく書かれています。
メンバーシップ特典記事ですが無料部分だけでも十分学べますので、1度読んでみてくださいね。
私自身が障害者ということもあり、孤立という問題とは縁が切れません。
今後老いていったらもっと現実に直面するでしょう。
どうか未来社会が全ての人に優しいものでありますように🍀
「勝手にご紹介コーナー!!」
せっかくなので今日はりょーやんさんをご紹介させてください。
ADHD+ASDの当事者であり、かつ元教師という立場のりょーやんさん。
メンタルについての記事も多種書かれています。
特に私は摂食障害の記事が印象に残っています。
というのも私自身も摂食障害の当事者であるからです。
過食拒食をこの人生何度繰り返したことか…。
「死」に直面した拒食も経験しました。
そんな私にはりょーやんさんの記事がとても胸に響きます。
どうか今後も素敵な記事をよろしくお願いいたしますm(_ _)m
(勝手にご紹介させていただいています。ご迷惑でしたらご一報ください)
私がこの記事を書いたのは、自分でもレジの前でまごつくことが多いからです。
そんな時後ろの人の目が怖くて仕方ありません。
あといつも私は「障害者」と記していますが「障碍者」あるいは「障がい者」と記すべきだと理解しています。今後どちらの表記にするかを今一度考えたいと思います。
どうか日本が多様性を尊重できる世の中になりますように☆
本日はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。
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