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ぼくの創作活動日記 132 人に見てもらうということの大切さ

クリエーターは人に見られて、読んでもらえて、聞いてもらえてナンボな商売です。

私の今の生業としているライター業も、クライアントさんや他のクリエーターさん、視聴者の皆さんや読者の皆さんの意見を聞いて作品をこしらえています。


なぜ、チェック機能が働かなかったのか?


11月17日投開票の兵庫県知事選で斎藤元彦前知事が大逆風の中、見事再選されました。

勝因は斎藤知事の資質、多くの勝手連的なボランティアの活動、SNS戦略、NHK党の立花孝志の応援などいろいろあると思いますが、当選後、ここにきて兵庫県西宮市のPR会社の女性社長が「斎藤陣営で広報全般を任された」とこのnoteに投稿されて大騒動になりました。


斎藤知事の知事選でのSNS戦略の企画立案を、女性社長が「私が監修者としてSNSを運用した」としたと宣言したことで、これが事実なら公職選挙法違反になる恐れもあるという意見が多数上がりました。



社会学者の古市憲寿氏はテレビ番組で「自分からウキウキしてコラムに書いちゃうくらい、その方の認識では法律に抵触するとは思わなかった。それはもちろん問題なんですが」と語っていたとおり、うれしくてたまらず書き過ぎたようです。


選挙は危ない、基本はボランティア、沈黙は守るの鉄則を忘れてしまって自ら大量の文書や画像をnoteに載せてしまったのだろう。
斉藤知事側はもちろん、選挙については女性社長がボランティアでやっていたとしたが、社長の投稿とは食い違った。


コンプライアンスや倫理にうるさい今の世の中、なぜ、投稿する前にクライアントでもある斎藤知事側に確認してもらうとか、会社の社員や旦那に見てもらわなかったのか、SNS戦略の専門家でもある女性社長のこの行為は大きな疑問が残った。

SNS発信の怖いところ



もし社長が言ってることが本当だとしたら、最悪斎藤知事は罪になり、有罪判決になると当選無効になると言われる。
この件で斎藤知事が失職して、もう1回知事選やり直す事になってしまったら大問題になるのは間違いない。

ただ、斎藤知事側の代理人弁護士が「全く事実ではない」「盛っている」と指摘され、訴訟までチラつかして、事態は収拾の方向に向かっているようだ。

テレビのワイドショーも取り上げなくなったが、女性社長のPR会社は存亡の危機であろう。

SNSを発信すれば、良い悪いは別にして日本中に瞬く間に一斉に広がる。
記事を改稿するのではなく、気づけば一刻も早くnoteやインスタ、Xの記事を消し、すぐに謝罪すればいいと思うのだが。
プライドがそれを許さないのだろうか。


人間は失敗をする生き者である、生きていれば必ず失敗やミスをする。
私はエンタメ系のライターであるが、今回の件で年末に学び、改めてこれから気をつけて仕事をしたいと思う。


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