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世間はいろいろ騒がしいようで…



1月23日から24日にかけての出来事


1月23日、「国民的スター」の中居正広氏の突然の引退に、日本中に衝撃が走った。

去年末のフジ社員との女性トラブルの週刊誌報道が原因だが、示談金も払い解決済みの事件だけにどうしてこうなったのだろうか…。

また、元SMAPのリーダーであり、俳優と司会もこなしファンも多かったと思われるだけにかなりの寂しさを感じる。

私のSMAPの大好きな曲は「夜空ノムコウニ」で、この曲にとてもとても励まされた。
今のところ真相は分からないし、守秘義務があるので永遠かもしれない。

ある面、中居君は令和という時代に負けたのかもしれない。

今の時代、中居君は徹底的に叩かれている。
絶対許せないという人も多くいると思う。
代理人を通じてでも被害女性と真摯に向き合い、謝罪するしかないと思う。

そして、あえて言うが人間失敗は誰でもするし、反省すればやり直しもできる。

現実的にはかなり厳しいが、いつかまたSMAPが再結成してほしいと願う。

そして翌日の1月24日、東京・有明アリーナで「モンスター」井上尚弥の世界スーパーバンタム級4団体統一戦が行われた。

当初昨年12月24日に対戦予定だったサム・グッドマンとの戦いが、前代未聞の2度にわたる左目負傷で1カ月延期の末、相手は急遽WBO世界スーパーバンタム級11位 金芸俊キム・イェジュンに変更になった。


金は日本選手には7戦全勝で負けたことのない「日本人キラー」のボクサー。

世界戦では19年ぶりの、過去に多くの名勝負を繰り広げた日韓戦。

そしてキムは「あしたのジョー」や「ロッキー」を思わすような自身のハングリーな生い立ちも注目された。


両親のいないキムは生まれてすぐに保育施設に入れられて、そこで育った。

20歳のときに保育施設を退所して、一人で家を探し、ボクシングを始め32歳にして幸運にもつかんだ初めての世界戦が、全世界が注目する井上尚弥との一戦だった。


大方の予想では、井上とキムの間には「大きな実力差がある」と報じていたが、ボクシングは何か起きるかわからない、「世紀の番狂わせ」もあるかもと予感させたが…。

やはり「モンスター」は強かった。

結果、井上はほぼノーダメージで4回2分25秒KO勝ち。

この井上の世界戦通算24勝目の勝利は現役単独最多で歴代9位タイ。

また、自身の持つ世界戦連続KO勝利の日本記録は10に伸ばし、現役単独最多の世界戦通算24勝、歴代2位となる3度目の4団体防衛を果たした。

私たちはいま、米大リーグの大谷翔平と並び歴史的なスーパースターを見ているのかもしれない。

一方、キムにとってはキャリア初KO負け。タオル投入後もしばらく立ち上がることが出来なかった。
青コーナーで座りながらグローブを外されると、ぼう然な表情を見せていた。

そして立ち上がるとコーナーに頭を付けて、セコンド陣から水をかける中で悔し涙を流した。

ボクシングはそんなに甘くない、けっして劇画や映画のような結末にはならないのだ。


52歳の中居君も32歳のキム選手も現実はとても厳しいみのだったが、これからの人生はまだ長い、とにかく前を向いて頑張ってほしいものである。


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紀南クリエータークラブ 富田 翔吾
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