『ファーストペンギン シングルマザーが漁師たちと挑んだ船団丸の奇跡』/いいと思ったら迷わず飛び込めってこと!
この本との出会い
キッカケは、Voicyでいつも拝聴する澤円さんと筆者であり主人公の坪内知佳さんがコラボ放送されていたこと。
勉強不足で恥ずかしいが、坪内さんのことも船団丸のことも初めて知った。
またTV番組に疎く、ドラマ化されることも知らなかった。
そのVoicy神回はこちら↓
あらすじ
ひどく現状維持バイアスが強い環境。
漁師も漁協も、将来起きるであろう悲劇から目を背けてその日暮らし。
そこに突如現れた女性コンサルタントが荒くれ者の漁師たちを束ね、新規事業を起こす。
スモールスタートで始まったその事業は数多の壁を超え、漁業にイノベーションを起こす。
冷静に解決策を見つける
漁協との関係を保ちつつ事業を推し進めるために苦悩するが、譲歩と決裂のそれぞれ方向で解決策を見つける。
思考停止せずあらゆる可能性を模索する姿勢は、とても大事なビジネススキル。
とても参考になる。
理念を捨てると失敗する
目先の数字より”理念”を大事にする姿にも共感。
実際に足元の数字が悪いと、作中の話にあったような理念に沿わない営業をしてしまうこともあり、これは反省の機会をいただいた。
まとめ
ユニークなメンバーを束ね上げるリーダーシップ、新規事業を軌道に乗せるビジネススキル、漁業ビジネスの現実、SDGsに通じる環境問題やフードロス問題など、多方面での学びと気付きがある作品。
坪内さんの決断力・行動力に感銘を受け、自身の活力につながった。
若い姉ちゃんに負けてられへん。
一番に飛び込む、”ファーストペンギン”になろう。