PTAを学ぶ
このnoteでもいくつか本が紹介されていたので読んでみた
「PTA、やらなきゃダメですか?」山本浩資
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「PTA再活用論」川端裕人
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「PTAをけっこうラクにたのしくする本」大塚玲子
https://amzn.asia/d/dJDRMwj
『PTA再活用論』では
PTAの成り立ち(GHQによる発案がスタート)まで遡り、ここまでの越し方に触れてあっておもしろい
「こんなもん意味ないからやめちゃえばいいじゃん」と思ったときに、反対意見として想定されるのは、今までこれでやってきているから、前もこうだったからというもの
それ自体は大切なことで、あることで成り立っていることもあるはずだから、無くしたらどうなるか分からない、ということでもある
ただし、そこまで考えるのは面倒だとか、いざ何かあったら責任取れないとかは、また別の話
人類の始まりや、地球の始まりや、宇宙の始まりからある、なんてことは無いわけで、
たかだかどこかの人間1人が思いついて始めたことに過ぎないのだから、もちろんいいこともたくさんあるだろうけど、間違っていることも多分にある
そこで、「誰が何で始めたんだっけ?」という部分に立ち返ると、例えばその人が今ここにいたらそうは言わないよね、と考えられることなら、続ける理由はあまりなかったりする
恐らく歴史を学んでいる人は、先人たちの功績に感謝もしつつ、残した負債には毅然として反発もするだろう(その人というよりその人の言動についてだが)先人とはいえただの人なのだ
余談だが、自分の場合は20年勤めている会社の創業期から在籍しているので、人が増えるにつれてできたルールや、時代や組織の変化に合わせて廃止されたことも見てきているので、
「誰が何で始めたんだっけ?」から
じゃあ今はもう要らないね、とか
じゃあ無くしたらその問題がまたぶり返しそうだからやっぱり続けようと、とかの発想がどこかに根付いているのかもしれない
特に子どものサッカークラブの役員でコロナ対応する際、何かを変えたり、変えなかったりの判断に役に立った視点の一つかも知れません
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