春は近い、室内で枯れかけた一輪の花、外で盛り返した
ちょっとピンボケ。咲いた花や芽吹き始めた樹を、毎日撮っている。
愉しみは、梅、他所では、全開状態、当方は、これからまだ蕾。
室内にベッドを入れるため、思い切った断捨離、部屋で咲かせていた花、外へ、この糞寒い、2月初めに外へ。枯れると思いきや、おっとどっこい、生命力の強さ。
花をつけ始めた、元気そうな。愉しみにしている。
ちょっと前、村上龍の作品「半島を出よ 上・下」を読んで面白かった。ついでも同じ村上、かの有名な春樹さんの作品も読み始めた。ノルウェイの森、ビートルズが同じ名前の曲を作ってたなんてことも知らなかった。毎年、ノーベル賞候補と噂されながら、ついに音沙汰なし、どんな小説かなって思って読んでいる。まだ始めたばかり、そこそこいい出だし、これからだ。
これまでに読んだ小説家の驚くほど感心するところ、よく本を読んでいる。小説家だから他の小説家の小説もたくさん読んでいるとは思った。しかし、それ以上である。ものすごく、本を読むことは、書くことと同じくらい、悪戦苦闘すると思う。私は、小説を書いたことはないので、実感として小説を書く大変さがわからない。
生みの苦しみとは、なんでも大変だろうと思う。
時にテレビで放送される作家の書棚、司馬遼太郎や半藤一利、評論家の田原総一郎、つい数日前出ていた。驚くほど多量、それはそうだろう。アウトプットの十倍はインプットしないと、新しい小説は書けないだろう。
最近、読んでいる小説家でも、その多くの識見、資料、考え方などは、想像を絶する量と質である。実際の知識量や考えや思いは、測定や比較する術がない。
そんなことを考えながら、本を読んでいる。
いろいろな意味で、もっと勉強しなくちゃいかんな。