目薬　この気合入れるものーぐっと

　眠くなる、だるい。でも、やることがある、いまはやめられない。

そういうとき、最近になってだが、目薬を両目に入れる。冷たい、ヒヤリとした水滴が目に入る。この感触、なぜか瞼さえ、ひやひや。気分転換には、即効性がある。昨年末、思いついて目薬、コーヒー飲んでも、顔を洗っても眠いものは眠い。いっそ寝ちまえば、と思う。やることはやらないと、朝がつらい、身体もつらい、そして何よりこころがつらい。

　明日は明日の風が吹く。今日は今日のうちにやっておこう。明日、後悔するより、いまがんばりたい。なんで頑張る、自分との闘い、もう一人の自分、自分と同じ自分。

　食べ過ぎて胃の中がいっぱい。飲み過ぎて腹の中がいっぱい。見たりう読んだり聞いたりで、頭の中がいっぱい。消化しないと、自分が潰れる。そんな時、目薬を目にさして、気分転換。

　これが私の朝と夜の気付け薬。花粉症かなと思った、視力が落ちて、目の病気かなとも。気合が入っていない、気合を入れよう。

　気合を入れて、闘おう！身体をつかって、頭をつかって、金を遣わない。日々の努力、明日はない、今日の一瞬こそがすべて。明日は今日の連続、最期はみんな同じ。昼間、空に輝く太陽も、いつかは爆発して消えていく。そのはるか前に、地球も、もっと以前に、人類も、この私も、みんな。

　その日がそれぞれに訪れるまで、気合を入れて、真剣に愉しもう、この習瞬間を！

　今宵、休む前の一言でした。明日がいい日でありますように。