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2024年11月5日(火)「醗酵飲料(焼酎)・新焼酎 やきいも黒瀬 焼きたて」

今日の東京は晴れのち曇り。
朝の最低気温は12℃、日中の最高気温は19℃。いよいよ、最高気温も20℃割れ。明日から徐々に気温低下して行き、週末には結構冷え込むようですね。体調管理は確りと。さて、

昨日は「未利用魚・クマエビ(アシアカエビ)」について書いてみましたが、本日は「醗酵飲料(焼酎)・新焼酎 やきいも黒瀬 焼きたて」についてお伝えして行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

やきいも黒瀬。
コレは鹿児島はの鹿児島酒造さんが造る芋焼酎であります。通常の焼酎と言うのは原料となる芋や麦を蒸してから、麹と合わせて醗酵させてから蒸留し、貯蔵・熟成・割水等をしてから濾過し、瓶詰めされて造られます。やきいも焼酎の場合、蒸しの工程のトコロを焼くと言う工程に換えて造られているのが特徴です。元々「芋は焼いた方が美味しい」との発想から、従来蒸して造られていた工程を「焼く」に換えたのが、鹿児島酒造さんとのこと。要は、「やきいも焼酎」の元祖が、この蔵だと言うコトのようです(現在では色んな蔵からやきいも焼酎は出されてますが)。この蔵は、所謂「黒瀬杜氏」と呼ばれる焼酎造りのプロフェッショナル集団の流れを汲む焼酎蔵であるそうで、その流れを汲んでこのやきいも焼酎も造られていて、そのブランドである「やきいも黒瀬」がこのシーズンに初めて世に送り出した新焼酎がこの「やきいも黒瀬 焼きたて」であります。

少々黒瀬杜氏について触れておくと、そもそも鹿児島焼酎の源流は沖縄の泡盛。鹿児島の薩摩半島の西の突端に黒瀬と言う場所があり(現在の南さつま市笠沙町)、ココ出身の黒瀬常一と言うヒトが明治の中頃に沖縄のヒトから焼酎造りを学び、当時として活躍し始めたのが明治の末頃。当時比較的扱い易かった黒麹を使った焼酎造りを広めたのがこの黒瀬杜氏の人々なのだそうです。

その黒瀬杜氏の流れを汲み伝統的な技を受け継ぎ、更に上述の如く「蒸す」から「焼く」に転換させ、試行錯誤し乍ら造られたのがこのやきいも焼酎。
その新焼酎なのだから、焼きたてのホクホク感、香ばしい香り、フレッシュな甘さや、優しさ等も感じられる逸品に仕上がってます(個人的にはもっと焼芋っぽいかと期待してたけど、ソレほどでも無かったかな(笑))。
この焼芋を連想させるパッケージ(袋?)も中々にシャレてます。遊び心もたっぷり。

季節モン、ですね。
見付けられたら、是非お試し下さりませ。

明日は「有害鳥獣・長期保存の為のマイナス60℃冷凍庫」について書いて行きたいと思います。

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