2024年10月9日(水)「漁師料理(?)・牡蠣の土手鍋」
今日の東京はほぼ雨、午後遅くから晴れ。
朝方の最低気温は15℃割れ迄低下、日中の最高気温は17℃迄しか上がらず。早朝散歩派としてはやっと汗を掻かずに歩ける、良い季節になりましたかな(笑)。いよいよ、秋本番と言うコトでしょうか。さて、
昨日は「二十四節気・『寒露』の時季のメニュー(案)」について書きましたが、本日は「漁師料理(?)・牡蠣の土手鍋」について書きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。
牡蠣の土手鍋。
秋も深まりつつあり、豊洲の市場にも夏の岩牡蠣から選手交代してめっきり真牡蠣が目立つようになって来ています。最近では殻剥きの牡蠣だけでなく、全国津々浦々の殻付きのブランド牡蠣が所狭しと並べて売られてます。SもあればLもある、1年牡蠣もあれば3年モノもある、北海道産もあれば広島産もある、と言う具合にもうホント千差万別・各者各様、高いのもあれば安いのもある。ホント1種類の真牡蠣と言う貝なのに、コレだけ色んな種類のある(細分化された?)水産物も珍しいのではないでしょうかね。
そんな牡蠣は食べ方の方でも、生・酢・焼に蒸し、フライにアヒージョに鍋等、様々なバリエーションがあって、ホント料理のし甲斐もあれば、食べ甲斐もあるってモノであります。
そんな中。
漁師料理と言うには少々気が引け(笑)、ドチラかと言えば郷土料理色の強い食べ方の一つとして、広島で有名な「土手鍋」と呼ばれる鍋物があります。コレについては聞いたコトのあるヒトも多いと思いますし、実際お召し上がりになられた方もいらっしゃるのではないかと思います(広島県民は当然のコトとして(笑))。
まぁ、作り方としてはとってもカンタンで、昆布出汁を取ったお汁に味噌を溶いて、牡蠣と各種野菜を入れるだけ、と言うモノですね。ただ、単に味噌を溶くだけでは無くて、その名の由来にもなっているように、冒頭写真のように土鍋の縁に味噌を土手状に(?)塗って(盛り付けて?)から好みに応じて味を調整しながら溶き入れるのが由緒ある(?)作り方のようです。コレだけの役者が揃えば不味くなるハズもなく。
ある意味、お手軽ですね。こう言うのは、自分の家で作ろうと思うと具材を取り揃えるのがチットだけ面倒ではありますが、材料だけ取り揃えてしまえばすればカンタンに出来るモノなので、具材を取り揃える手間暇だけですね。
良い季節になったのならば、剥き牡蠣だけ用意しておけば、土手鍋にもアヒージョにも、昆布敷いて焼牡蠣にも、更には牡蠣フライなんかも出来るので、活用はしたいモノですね~。
明日は「醗酵飲料(焼酎)・真鶴」についてお届けしたいと思います。