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2024年11月7日(木)「二十四節気・『立冬』の時季のメニュー(案)」
今日の東京は終日晴れ。
朝の最低気温は昨日よりも下がって9℃、日中はソレでも晴れていたので17℃迄上昇(と言っても、20℃には届かず)。
今日からは二十四節気の立冬、七十二候では立冬の初項である「山茶始開(つばきはじめてひらく)」(山茶花(さざんか)が咲き始める時季)となりました。暦の上ではもう冬なんですねぇ。さて、
昨日は「有害鳥獣・長期保存のためのマイナス60℃冷凍庫」についてお伝えしましたが、今日からは上述の通り新たな節気に入りましたので「二十四節気・『立冬』の時季のメニュー(案)」についてお届けしたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。
1年前のこの時季に「二十四節気・立冬(りっとう)」でご紹介した食材は以下の通り。
魚介:ズワイガニ・毛蟹・イセエビ、牡蛎(マガキ)、カマス・ハタハタ・ヒラメ・きんき・コハダ・トラフグ・鯉、スルメイカ・スミイカ・アオリイカ
野菜:自然薯・八頭・牛蒡・レンコン・大根・蕪、ネギ・小松菜・ホウレンソウ・春菊、キノコ類全般、生姜・蒟蒻、海苔
果物:ミカン・ブドウ
草花:バラ・山茶花・紅葉
行事:中国の独身の日(光棍节:11月11日)・酉の市(今年は11月5日・17日・29日)・七五三(基本11月15日)・狩猟解禁(基本的には11月15日)・ボジョレーヌーボー解禁(今年は11月21日)
そんな中からこの時季に出せそうなメニュー(案)としては以下でしょうか。
秋ど真ん中のメニューですね。こんなにあったんじゃあ、冬迄に食い切れぬカンジです(笑)。
・ズワイガニ・毛蟹: 蒸し・茹で(甲羅盛)、焼き蟹、鍋+雑炊、刺身、天ぷら、サラダ
・イセエビ: 刺身、鬼殻焼、具足煮、てんぷら、味噌汁
・マガキ: 生(柑橘・ポン酢・モルトウィスキー等)・酢牡蠣、焼き、昆布焼、牡蠣フライ、バターソテー、蒸し牡蠣、土手鍋、アヒージョ、かきおこ(岡山)、蚵仔煎(台湾・福建の牡蠣入りオムレツ)、クルジョン(韓国の牡蠣入りチヂミ)
・カマス: 刺身・炙り、塩焼、酢締め、フライ
・ハタハタ: しょっつる鍋、潮汁、煮付、塩焼、フライ
・ヒラメ: 薄造り・昆布締め、しゃぶしゃぶ、塩焼、煮付、ムニエル、フライ、潮汁
・キンキ: 煮付、塩焼、刺身・皮霜造り、唐揚げ、湯煮・湯炊き
・コハダ: 酢締め、背越し、塩焼、フライ
・トラフグ: てっさ、てっちり、唐揚げ、アラ煮、味噌汁、焼白子、皮ポン酢、ひれ酒
・鯉: 刺身・洗い・子まぶし、鯉こく、うま煮・あら煮・味噌煮・甘露煮、唐揚げ
・スルメイカ: 刺身・イカ素麺、ワタ和え・塩辛、煮物、一夜干し・炙り、ワタ焼・バター炒め、イカリング、炒め物
・スミイカ: 刺身・ゲソの湯引、マリネ、炒め物、揚げ物、イカ墨汁・イカキンスープ
・アオリイカ: 刺身・ゲソの湯引、アヒージョ、炒め物、揚げ物
・自然薯: とろろ、短冊、お好み焼き、鍋、磯辺焼き、
・八頭: 煮物、味噌汁、フライ
・牛蒡: きんぴら、もつ煮、フライ、サラダ
・レンコン: きんぴら、酢レンコン、サラダ
・大根: 色々あり過ぎて…。ふろふき大根、おでん、おろし、ツマ、サラダ…
・蕪: 漬物、カル(カブ?)パッチョ、炒め物・ソテー、蕪蒸し、クリーム煮
・ネギ: 色々あり過ぎて…。
・小松菜: 炒め物、お浸し・ナムル・煮浸し、鍋、
・ホウレンソウ: お浸し・胡麻和え・ナムル、サラダ、バター炒め他炒め物全般、クラムチャウダー・グラタン、玉子焼き
・春菊: 鍋、お浸し、サラダ
・キノコ類全般: バター炒め、鍋、きのこ汁、焼物…
・生姜: ガリ、生姜焼き、薬味イロイロ
・蒟蒻: 刺身、おでん、田楽、ピリ辛炒め、鍋
・海苔: 磯辺焼、佃煮、サラダ…
今年のズワイガニ漁は昨日解禁でしたが、能登半島地震の影響もあってどうだったのかなぁ?昨今は北海道を中心にオオズワイガニが沢山獲れてて、値も崩れてるし、年がら年中市場に出回ってる感があるので、少々ズワイガニの有り難さが薄れつつあるような…。オオズワイもズワイとお味的に大差がないので、敢えて高いズワイを買おうと思わないってのは、良いんだか悪いんだか…。沢山食べて能登を応援しなきゃあイカンのですけどね~。
明日は「開業準備・メニュー建についてもう一度考える」をお届けしたいと思います。