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2025年2月14日(金)「調理器具・鰹節削り器」

今日の東京は終日快晴。
朝方の最低気温は0℃割れ、日中の最高気温は14℃超迄上昇。日中は風も収まり、ポカポカと暖かい一日でした。今日はバレンタインデーでしたが、自分にゃああんまりカンケーないな(笑)。さて、

昨日は「調味料・みりん」についてお届けしましたが、本日は「調理器具・鰹節削り器」について書いて行きたいと思います(冒頭写真はコチラから拝借しました)。

鰹節削り器。
昔はどの家庭にも有ったモノだと思いますが、1968年ににんべんから「フレッシュパック」と言う名の鰹節削りパックが世の中を席捲(?)するようになってからと言うモノ、他社もコレに追随したコトで一般化し、鰹節削り器を置く家庭は激減してしまったのではないでしょうか。
醗酵食品としての鰹節については以前の「醗酵食品・鰹節」に書きましたので、その詳細やらウンチク等については割愛します。

相当な手間暇を掛けた鰹節については、いくら窒素充填パックにしてあるからと言っても、やっぱり削りたてのモノの方が香りも味も引き立って美味いんだと思います。ただ、幾ら削りたてが美味いと言っても、自ら鰹節を削るのばかりは面倒臭いコトには間違いありません。築地や豊洲等の市場に行けば、鰹節専門店があるので、ソコで削りたてのモノは買うコトは出来ます。でも、日にちが経ってしまえば、コレとて香りも落ちる。
まぁ、出汁を引いたりするのには、パックの鰹節削りや出汁バッグのモノを使っても良い味は出せるのでしょうが、例えばゴハンに掛けたり、豆腐に掛けたりと、直接的に鰹節の削りたての味を担当するのであれば、やっぱり自分で削るのが一番な気がします。

自分はアウトドアが好きで、キャンプで色んなモンを作って食ったりするのが楽しいと思ってます。別にアウトドアじゃなくても、鍋だったり焼肉だったり、お友達や親族なんかと一緒になって自分で調理しながら食うのも楽しいとも思ってます。そのように考えるヒトは一定数いるモノを思っていて(中には、面倒だから人に作って貰って食うのが好きと言うヒトもいるのは承知してますが)、お店の中でもdo it yourself的に自分で焼き乍ら食べたり、自分で削って食べるなんてのも良いんじゃないかな?とも考えています。

なので、直接的に鰹の削り節を掛けて食べるようなメニューを出す際には、鰹節削り器と鰹節もセットで出して、自分で削って食って貰うなんてコトも考えています。まぁ、中には面倒臭がりのヒトもいるでしょうから、飽く迄も希望で。鰹節だって、使う部位によって「背節(雄節)」・「腹節(雌節)」や「亀節」があったり、製造段階の違いによって焙乾を終えただけの「荒節」・黒い部分を削り落とした「裸節」・ソレにカビ付けをして作られた「枯れ節」等があるので、ソレらを自分で削りながら違いを実感してみる、なんてのもオモシロいかも知れませんし(そんなコトやってると、オチオチ酒なんか飲んでられないか(笑))。

と言うコトで、自宅用には一つ鰹節削り器はあるのですが、例えば小さいミニ削り器や超正統派の削り器も買おうかな、等と迷っている次第であります。何かご意見ある方おられれば、是非お聞かせ戴ければと思います。

と言うコトで、今週はコレにて。
週末の土曜は良い天気のようですが、日曜には少々崩れるみたいですね。そして、来週はまた寒波襲来の予報になってます(立春も終わって雨水になるってのに、一向に暖かくならんですねぇ)。
来週初には「醗酵食品・すんき漬け」についてお届けする予定です。
では、良い週末をお過ごし下さりませ~!

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