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2025年2月12日(水)「内臓料理(魚)・スルメイカの肝を使った料理」
今日の東京は晴れ、時々曇り。
朝方の気温は-2℃、日中の最高気温は14℃弱迄上昇。朝の気温はまだ寒いですが、日中の気温は徐々に切り上げつつありますね。何となく、空気から尖がったカンジが無くなり、柔らかさが感じられるようになったと思うのは自分だけでしょうか?日中はポカポカしてて暖かったですね。さて、
昨日は「醗酵飲料(日本酒)・神亀 上槽中汲 純米生酒 1999BY」についてお伝えしましたが、本日は「内臓料理・スルメイカの肝を使った料理」についてお届けしたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。
スルメイカ。
昔は安いイカの代表だったモノですが、昨今の値上がりっぷりは誠にハンパなく、場合によってはヤリイカやケンサキイカよりも高値が付いたりもしてます。
昔(と言っても、ほんの数年前)はスーパーなんかでも一ぱい200円前後で買えてたと思いますが、今や500~600円は当たり前、少々サイズの大きいヤツだと1,000円前後で売られてたりするので、もうビックリです。こうなって来ると、最早庶民の味方の惣菜魚(イカ?)では無くなりつつありますね。価格高騰の原因はズバリ、コレ(下図参照。この図はコチラから拝借しました)。
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このスルメイカ漁獲量減少の原因としては、海水温上昇によるだとか、そもそも獲る漁師・漁船が減ったからだとか、資源保護対策が奏功したクロマグロ資源量が増加したコトでエサのスルメイカが減っただとか色々と言われてはいるようですが、実際ドレがホントなのかは良く分かっておらぬようです(まぁ、恐らくその複合的なコトが要因なのでありましょう)。
で、そんな貴重なスルメイカ。
刺身にしたり、醤油で焼いたり、バタ焼にしたり、イカリングにしてみたりと中々に万能選手ではありますが、イカの中でも特に肝が大きくて旨味が強い。その肝を使った料理にすると、コレまたメチャ美味い。ある意味、内臓料理の一番ポピュラーで美味い食い方なのでは無いでしょうか。
一番の肝料理としては、塩辛。まぁ、然程長期保存せずに食っちゃう場合は、肝和えとでも言いましょうか。自分の場合、肝を裏濾し器や茶こし等を使って濾した肝に、切り刻んだゲソやエンペラ等のハンパ部分を入れ、少量の酒と醤油、あれば柑橘系の搾り汁を入れて出来上がり。速い、カンタン、美味いの三拍子揃ったツマミですね。
コレを塩辛(or 肝和え)としてそのまま食べても美味いし、ホイルに乗せてオーブンで焼いてワタ焼にしても酒が進む、すすむ。
もっと単純なのは、肝に塩を塗して余計な水分を落としてから冷凍。要はスルメイカの肝のルイベを作り、一口大に切り分ければ、コレまた酒を呼ぶ。
昔はコレが100~200円で食えてたのだから、堪りませんわねぇ。
アトは炒め物。
単に炒めたんではホイルのワタ焼と然して変わらないので、にんにく醤油にしたり、味噌バターで炒めたり、中華風に野菜と共にオイスターソースで炒めたり、洋風にして肝入りのペペロンチーノにしたり。ドレもコレもハズレは無いですね。
矢張り、スルメイカは万能。スルメイカ、万歳~!
と言うコトで、本日はコレにて。
明日は「調味料・みりん」について書いて行きたいと思います。