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目指せ温泉名人 第2湯目夢たまて筥

2024年3月29日、肉の日という特別な日に、再びソロでの温泉巡りへと足を運びました。本日の目的地は、別府市鉄輪(かんなわ)に佇む夢たまて筥。自宅から車で90分ほどの距離に位置する。

建物の門をくぐり、その奥に漂う温泉の香りに包まれながら中へと進んだ。券売機の場所に戸惑っていると、ひとりの声が響いた。「券売機は後方にございます」との親切な案内に従い、私は夢たまて筥の世界へと足を踏み入れた。この施設は、以前訪れた大仏温泉よりも格調高く、期待感が高まる。

入場料が1000円を超えるかもしれないと予想していたが、驚くべきことにわずか580円であった。チケットを手にし、フロントへと向かうと、スタッフから「本日はポンプの点検を行っております。打たせ湯が一時的に止まる可能性がございますが、すぐに復旧いたします」との誠実なアナウンスがあった。その後、脱衣所へと向かった。

平日の昼間であるためか、脱衣所には誰もいない。大浴場を覗くと、客の姿は見当たらない。心地よい緊張感を胸に、私は服を脱ぎ、大浴場へと足を踏み入れた。そこには3人の姿があり、それぞれが湯を楽しんでいる様子だった。

大浴場には、ノーマル、寝湯、ジェット、電気風呂、水風呂の5つの湯船が広がっている。まずは掛け湯をし、その後、ノーマルの湯船へ。湯温は40℃程度で、程よい温度で心身をほぐします。湯船に漂う「源泉温度は80℃以上あり、加水しています」との貼り紙を思い出しながら、泉質の良さを実感。泉質は塩化物泉である。その後、寝湯へと移り、木の枕に頭を預けて湯に浸かった。

外湯へ出ると、露天風呂、打たせ湯、箱蒸し湯の3つの湯船が広がっている。箱蒸し湯に入るも、蒸気が不足しており身体が冷えてしまった為、次に露天風呂へ。先客はいたが、気持ちの良い風と温泉の泉質が私を包み込む。そして、打たせ湯へと移り、首や肩を湯の流れでマッサージした。

打たせ湯を堪能したあと、再び内湯へ向かう。TVでは「徹子の部屋」が流れてる。普段ほとんどTVを観ないので、出演者が誰なのかピンとこない。まぁわかったところで、食い入って観ないけど。音声だけ聴きながら、寝湯でリラックスする。

電気風呂以外の湯船を満喫した後、風呂から上がる。持参したバスタオルで身体を拭き、フロントへと向かう途中、温泉名物の牛乳自販機を発見。今となっては珍しいガラス瓶のフルーツ牛乳を購入し、風呂上がりの至福のひとときを過ごした。

最後に、スタンプラリーのスタンプを手に入れ、「2湯目も素晴らしいお湯だった」という満足感を胸に、夢たまて筥を後にした。

入り口
今では珍しいと思われる瓶のフルーツ牛乳

施設名:夢たまて筥
入湯料:580円
泉質:塩化物泉

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