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僕らのnoteに、足りないものってなんですか?
「僕らのnoteに、足りないものってなんですか?」
これは、私が所属するリブセンスで、若手社員たちが中心となって更新しているnoteマガジン、Livesense Letter運営メンバーのオンライン飲み会で訊かれた質問だ。
リブセンスの3つのnoteマガジンのひとつ、Livesense Letter。
若手社員が中心となって、誰かの役に立つことや、日々考えていること、個としての学びや気づきを言語化していこうと作られた。
2月からこつこつと約3ヶ月、合計63記事も継続して更新していて、すでに「noteを書く」「続ける」という運営の初期の壁は超えてるマガジンだ。
そのメンバーたちのnoteに足りないもの?…知りたいの?そっか、読まれるnoteを書いてLivesenseのファンを増やしたいのね。なるほど。
じゃあ、ひとりずつ、改めてnote見ていくぞーっと。
こやっち|Yusuke Koya
マッハバイトの企画・設計にSEOに熱いPdMこやっち。
Slackで発言のたびに「こやっち腹黒」のemojiがついてるこやっち。2019年下期納会でLivesense ベストルーキー賞を受賞したこやっち。
社内のコラボレーションスペースでしっかりした口調でビジネスのこと話してて、どんなベテランのおっさんかな、と振り返るとそこにこやっち。
そんなこやっちがコロナ禍のおうち生活で書いたnote…
「おうち生活がしんどい人のため…」ってタイトル、かわいすぎかーい!
書いてる内容は…
たまにオンラインで1,000円くらいの買い物をしようと思ってます。
10冊以上読まずに放置していたので、心が踊る本から順番に読んでみようと思ってます。
10冊以上の積ん読があると認めちゃうとか、たまに1000円くらいの買い物したいとか、素直で健気。かわいすぎかーい!
ベテランのおっさんかと思うくらいしっかりしゃべるのに、noteでの言葉選びはかわいすぎ。こやっちのnoteに何が足りないのだろう?
ダイチ|Daichi
不動産領域に詳しくなりすぎてるPMのダイチ氏。
コロナ前に客先に一緒に外出したとき、安心感と熱量を備えた提案がかっこよすぎたダイチ氏。ビジネスを前に進めるチカラあるなぁと隣で感動しまくったのですよ私。
「リブセンスに実際入社したらまあ大したことないな(と思った)」とか会社公式youtubeで堂々と言っちゃうけど口だけじゃなく成果も出しまくるダイチ氏。
そんなダイチ氏がイシュードリブンに失敗した話のnote…
(失敗した話、とかしちゃうんだ…)
前編のnoteの自分のタイプについての記述がやばかった。
どのくらいとりあえず行動するタイプかというと、TOEIC315点で英語がまったく話せない&海外にも一回も行ったことがない状態で大学を休学してカナダに2年留学するくらいです。完全にノリと勢いで生きてるタイプだと思います。(笑)
TOEIC315点で初海外で大学を休学して留学!!
行動力や-----っばい!(ほめ言葉
そして後編の失敗のふりかえり。
(今、振り返るとどう考えても調べるべきだろ!アホすぎる!と自分で思うから不思議です。)
つよつよダイチ氏が、自分の失敗体験に「アホすぎる!」と内省している…!エピソードも数値も添えてて具体性バッチリだし読み物としてもおもしろい。
ダイチ氏のnoteに足りないことなんかあったっけ。
山P|yusuke_yamashita
転職会議のプロダクトエンジニアの山P。
個人開発では「いきたい場所に、一緒に行く相手が見つかる」withruitというサービスを作っている山P。
昨年は社内インターン制度を活用して転職ドラフトの開発を2週間経験して新機能追加をしてくれたチャレンジャー山P。
めちゃめちゃ謙虚で控えめなのに、PCモニターが誰よりもでかすぎて遠くの席からでも目立ってしまう山P。
そんな山Pの3ヶ月間、毎週noteを書き続けて変わったことのお話。
3ヶ月前noteを書き始めたのですが、書いてみると今までの不安がどんどん薄れてきました。
「相手に伝わりやすい文章を書く」ということに関して自信がついてきたかと思います。
といった手応えが得られた一方で、
ごく少数ですが、Twitterで初対面の方から連絡をもらったり、就活生からnote読みました!と言われることはあったのですが、コミュニケーションが増えたかというと、そうでもなかったです。
思ったより、noteを書いたことでコンタクトをとってもらえたわけではなかった、とのことで。
控えめだけどチャレンジャーな山Pが、noteを3ヶ月間更新した後の、今感じている思いやハードルのことを、ありのままにつづっていています。
そんな山Pのnoteに足りないことが思い当たらなすぎる。
村長 |soncho
マッハバイトのPMの村長。
正直、直接話したことは少ないんだけど、「村長が入ってからマッハバイトは変わった」と噂を耳にしたり、20新卒の研修の発表会みたいなものでほぼ全員に対して細やかに質問を投げかけていた面倒見の良すぎる村長。
社内で新・adアカデミアというweb広告の運用が「体系的に・実践的な理解が得られる」社内勉強会を主催して、リブセンスの広告コミュニティリーダー的な村長。
その新ad・アカデミアの勉強会中には「眠たかったら寝るのが人間なのでどんどん寝てくださいね」と声をかける優しさに逆に目が覚める村長of神。
そんな村長のnoteは、京都へ向かう新幹線の車窓から、家や車の多さに着目し、空き家の数の多さ、空き家ならぬ「空き車」に思いを巡らせ、非正規雇用の課題、もっとほかの社会課題に目を向ける。
車窓から雲を抜けて上空から日本列島にカメラ位置が昇ってゆくドローン視点のドキュメンタリーみたいなnoteだ。
こんな躍動感のある構図の映像が思い浮かぶような村長のnoteに、足りないものが見当たらない。
あずMAX|5hinAzuma
新規事業のPM、あずMAX。
新規事業部と転職ドラフトは、一時期、社内の座席レイアウトがお隣同士だったのでよく見かけていたあずMAX。壁に貼ったふせんを囲んで熱く議論をしている姿や、毎日食べているという大好きなお寿司を持って席に戻るあずMAXとすれ違うこともよくあった。
一目でこれは!とわかるほど、情報量と熱量が高いスライド資料をつくると定評のあるあずMAX。
そんな彼のよくある「重要度」と「緊急度」の2軸で四象限に分けてタスクを把握し、うまく優先順位をつけてこなしていく、という方法をやめた、という話はすごく具体的だし、実用的だ。
うまくタスクを管理するには「如何にうまくタスクを管理するか?」に頭を働かせるのではなく、「如何にうまくタスクを処理するか?に集中し、出来るだけ管理するタスクを減らすこと」が、逆説的なようですが、大事なのかも知れないなと思いました。
タスクをどう管理するかではなく、管理するタスクを減らすこと。
タスクをお部屋の断捨離みたいにスッキリさせる、逆説的なnote。
そんなあずMAXのnoteに、足りないものがあるなんて思えない。
Livesense Letterのみんなのnoteに足りないもの?
彼らのnoteに足りないものって何だろう。
冒頭の質問を受けたzoom飲み会で、ぐるんぐるんと思考をめぐらせた私が、話したのは、こんなこと。
みんなのnoteは、もっともっと読まれてほしいし、読まれるべき素敵な内容だと思ってる。noteをこれだけ続けていることがほんとうにすごい。足りないものなんか、正直見当たらない。
でも、それでも、もっと読まれたい、スキが増えて、リブセンスの採用にガツンと活かせるような影響力を持ちたい、と思うのなら。「もう少しだけ見られる工夫」としての小さなTipsは、たとえばこんなこと。
noteの外でもnoteのファンをつくってみる
私のnoteは、noteのなかだけでなく、noteの外で出会って関係を深めてなかよくなった人たちと、シェアしあっているもの。Twitterや、オフラインイベントや、そのほかのコミュニティなど。そういったところに自ら出向いて、お互いのnoteを読みあえて、シェアしあえる人ができるといいかもしれない。
ボリュームある文字数のnoteも試してみる
毎週書き続けやすい文字量と、読み手が満足感のある文字量は少し異なることもある。いつものペースを守ることも素晴らしいけど、少しペースを変えてみて、まとまったボリュームで得意なこと、好きなことを書いてみるのもいいかもしれない。
noteの読み手が求めるものからテーマを探してみる
noteの書き手はほぼ全員が読み手で、noteを読むのがほんとうに好きな人たち。彼らの目に留まりやすいテーマを研究して書いてみることで、ほかのnoteにも目を留めてくれることがあるかもしれない。たとえば、お題企画や、コンテストのnoteを書いてみるのもいいかもしれない。
ただnoteという街を楽しんでほしい、という本音。
上記のようなTipsの話をしたものの、私の胸の内は少し複雑だった。これは、SEOに対するモヤモヤと似ているかもしれない。
Googleが、ユーザーに価値あるコンテンツを広く届けるためにつくったSEOという仕組み。ビジネスの場ではいつの間にか「検索表示ランキングを攻略して企業同士で競い合う技術」として広まってしまった。
その結果、ブラックハットのようなテクニックに偏ったサイトの乱立を招いたり、信ぴょう性に欠ける情報のメディアが検索上位をかっさらったりして社会問題にもなった。
noteという場を、決して「スキの数を攻略して競い合う場所」なんかにはして欲しくない。それはnote社の代表の加藤貞顕さんの思いに私も強く共感しているから、ということが大きい。
noteには特徴的な点があって、(クリック数などを元にした人気順で記事を表示する)ランキングがないんですよね。サービスの思想として、置かないと決めているんです。
ランキングがあると、段々とコンテンツがそこに収斂していきます。人はみんな、ランキングが大好きです。僕もニュースサイトなどを見ている時にはつい押してしまいます。
でもそうすると、結局刺激的な見出しや、悪口のようなものになりがちですよね。僕はnoteをそういう「街」にしたくない。
あくまで、noteという街をもっと楽しむモチベーションとして「もう少し読まれたらいいな」の気持ちには寄り添いたい。誰だって、読まれること、シェアされること、感想をもらえることは大きな励みになる。
つむぎあうことで、もっと遠くへ
リブセンスでは、いろんな人が、いろんなきっかけで、noteという街に触れ始めている。
自分の書いたnoteを社内外でお互いにシェアしあう流れができてきた。Livesense Letterは、そのメインストリームのひとつ。
先日のGWに採用広報のやがわんが引っ張ってくれてリブセンスの50人のメンバーが参加した企画、 #リブセンスnote100本チャレンジ だって、Livesense Letterのメンバーは「僕ら参加してあたりまえだよね」といわんばかりに、頼もしく加勢していた。
2月に書いたnoteの私の言葉からの引用も添えて、今回のnoteを締めくくろうかな。
心身にしみこませるような深呼吸とストレッチ
過去から明日に向けた懐の深い時間軸
はなつの向こうへつむぎあうことで活きる言葉たち
これからの私は、より「つむぎあう」ことに意識を向けたいなと強く思いました。たくさんの息吹が、深呼吸のかけらが、生まれていても、届くべき人に届ききっていないかもしれない。
「つむぎあう」ことで輝ける何かを見つけたいな、と。
たくさんの息吹が、Livesense Letterから生まれていて、それらの息吹は、社内外の人たちの背中を人知れず押している。
「リブセンス社員が日常的にnoteを書く」あたりまえを、より強固にしたのは間違いなくLivesense Letterのメンバーだ。
私なんかには到底できないことをやり続けている彼らに、
「足りないものなんか、何もないよ」
「引き続き、息吹を重ね、つむぎあってゆきましょ」
と。敬意と感謝を込めて、このnoteを書いてみました。
・・・
ここまで約5,000文字、読んでくださってありがとうございます😊
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