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新社会人におすすめするビジネス本リスト

どうもまさやん(@hoshinomasaya)です。
4月も中旬に差し掛かり、研修もそこそこに会社になれてきた新社会人の方も多いでしょうか。

思えば、僕は新卒のときも配属されたタイミングで、スキルも経験もないまさやんは必死でインプットして仕事をしていました。
(いまでも実力不足を痛感することばっかりで必死ですけど。)

この間、新社会人のこと話しているときに参考になる本を聞かれたので、僕が新卒ときに読んでいてよかった、読んでいればよかったと思うビジネス本をいくつかピックアップして紹介します。

(いくつかの本は誰かに貸したりして、手元になくなってしまい、実際の本の内容がずれている可能性もなきにしもあらずです。)

■レバレッジ・リーディング

これからビジネス本を読み始めようとする方にはいつもこの本をおすすめしています。僕はこれから本をたくさん読んでいくのであれば、その初期に効率的な本の読み方をインプットしようと読んだ本です。

文体は触れやすく、読書を投資として考え、どのようにそれをリターン(仕事の成果)に変えるのかという視点で書かれています。
娯楽として読むのではなく、仕事ができるようになるために本を読もうとする方にはおすすめ。

レバレッジ・リーディングを読んだのはもう7-8年前になりますが、僕の本の読み方はいまでもこの本を参考にしています。読みながら気になったところはボールペンでマークし、ドックイヤーをつけて読むので、読んだ本はドックイヤーだらけになります。

読んだあとに、マークしたところだけを抽出して、要約をEvernoteなどにつくります。
本の中でも重要なところは大体2割程度です。
その2割だけを抽出して要約を作れば、5分くらいで1冊の本の内容が振り返れます。1度読んだだけでは内容を忘れてしまうので、僕はこの自作の要約を何度も読み直しています。

最近だとkindleでマークしながら読めば、要約が出来上がるので、便利です。

■はじめてのGTD ストレスフリーの整理術


この本はGTD(Get Things Done)というタスク整理術の本になります。
(何故かAmazonでの値段がめっちゃ高く表示されてます。600円くらいで買えるはずです。)
新卒で入社した会社の非公式新人研修として、代々先輩が後輩にGTDをレクチャーしていました。いまでもその研修資料もっています。

新人の4-5月はそれほどタスクが散らかって混乱するということはないでしょうが、いまのうちにタスクを整理する概念を学び、習慣にしておくと半年後タスク溢れてくるタイミングに恩恵をうけられます。

完璧にやりきれてないですが、僕はいまでもタスク管理はGTDの考え方をベースにずっとTodoledooというサービスでタスク管理をしています。
trelloでもtodolistでもgoogleでもいいんですが、やっぱり慣れたものが使いやすいですね。

■20代 仕事筋の鍛え方


この本は僕のキャリアの考え方に影響を与えてくれた本です。

ビジネスマンをPCに例えて、キャリアを説いています。
みんなスキルを伸ばそうとやっきになっているけれど、スキルとはPCでいうところのアプリケーションのようなもので、流行り廃りの影響を受け、また誰しもが習得しうるものです。
20代ではスキルに固執するのではなく、マシンパワーとなる"仕事筋"を鍛えることに注力したほうがいいという考えです。
ビジネス基礎力と言い換えてもいいかもしれません。

仕事筋はスキルとは異なり、外からはわかりずらく、鍛えていくのにも時間がかかります。
スキルを学んでいくよりも地道でしんどいし、評価されにくいです。
ただ、仕事筋を鍛えていくとより応用力が身につきますし、何よりも流行り廃りの影響がありませんので、長期的に役にたちます。

新人の頃はキャッチーなスキルを解説するビジネス本に惑わされることなく、まずビジネス基礎力である仕事筋を鍛えるためにやれることをやっていくのがいいです。

■クリティカルシンキング


ここから課題解決やロジカルシンキングに関わる本を何冊か紹介します。
ロジカルシンキングはビジネスマンにとっての教養の一つだと思ってます。
身につけていることが当たり前なので強みにはなりませんが、ロジカルシンキングを知らないことは弱点になります。

仕事や経験を通して身につけることも多いでしょうが、体系的に学ぶことで早く身につきます。

この本、クリティカル・シンキングはグロービスのMBAの本ですが、その分より体系的にまとまっています。
少々とっかかりづらいのでGWなど時間がまとまっているときに一気に読んでしまうのがいいんじゃないでしょうか。
僕も数年置きに読み直す本です。

■イシューからはじめよ


ほとんどの仕事はなんらかの課題を解決することです。
課題を解決する前に、何を課題として設定するかの重要性が書かれている本です。ちゃんと重要な課題を設定をしないと、問題を解決する際の労力が無駄です。

社会人1-2年目の頃、マーケティングを担当していた時期にデスクに置いて、この本を読みながら施策を考えていました。

有名な本ですし、良い本です。なぜか何冊も持っています。

■問題解決


イシューからはじめよと同様に課題解決の本です。
この本には課題を発見し、施策を立て、実施するまでの課題解決に関わる一連を体系立てて書いてあります。仕事の多くは課題解決といっておきながら、課題解決を体系的に書いている本てあんまりないんですよね。

仕事の中でもいま課題解決のどの段階なのかを意識しながら仕事ができるようになると、視座が高くなります。また、課題解決の全体像を把握できるので仕事の流れがスムーズになります。

多くのビジネスマンは経験から学ぶところでしょうが、経験のない新人にこそおすすめです。
もちろん感覚的にわかっていることをことばとして落とし込めるので、新人以外の方も読んで参考になります。

■自分の小さな「箱」から脱出する方法


この本は人間関係の本です。

社会にでて、これまで学生同士の友人の付き合いがほとんどだった新人には社会の人間関係に戸惑うかもしれません。
社会には利害関係がありますし、いろんな考えを持った人がいます。
そして社会は大体理不尽です。

そんな中で自分自身が殻にこもり箱にはいってしまわないように、
よりよい人間関係を築けるようにこの本をおすすめします。

■鬼速PDCA


㈱ZUU代表の冨田さんの本です。
鬼速PDCAの考え方に触れたときに、すごく興奮したことを覚えていますが、身につけることは非常に難しい。。。
いまだに僕は諦めたままです。いつかまたチャレンジします。

ただ、冨田さんが証券会社で働いていた新人の時代の話が書かれており、
新人でもここまで努力しきれば成果があがるのかと参考になるはずです。
これから営業を担当する方には、特におすすめの本です。

■ウェブ分析レポーティング講座


通称、"パンダ本"。
仕事となるとレポートや報告資料を作成する場面が多いです。
この本はwebマーケティングのレポーティングを丁寧に解説している本ですが、webマーケの方以外にもレポートの作り方や事例が参考になります。

1枚の紙面にどれだけの情報をまとめ、的確にわかりやすくレポーティングできるか。
そのノウハウが書かれています。
webマーケティングをやることになった方におすすめ。

■イノベーション・オブ・ライフ


最後にイノベーション・オブ・ライフを紹介します。
この本は僕の大学時代の教授が最後のゼミの課題図書として設定した本でした。

著者はイノベーションのジレンマで有名なクリステンセン教授です。
ガンを患いながらのクリステンセン教授の最後の授業を書籍化したものであり、これまで研究してきた経営戦略の手法を人生に落とし込んだ話がすすみます。

自分の人生の幸せを測るものさしを定め、いまの人生がそのものさしで測ったときに順調に行っているのか。うまくいっていないのであればどう人生を改善していくのか。

新人の頃はまずは仕事に夢中になるほうが良いと思っていますが、人生を考えたときに仕事や報酬ばかりを目的としてよいのかと諭してくれるような、そんな優しさに溢れた本です。

まとめ


仕事って大変だけど、とてもエキサイティングでおもしろいものです。
そして、ビジネス本ってゲームの攻略本みたいなもんです
いま仕事であたっている壁はこれまで多くの人があたってきており、乗り越え、そのノウハウを本にしてくれています。

全部自分の力や知恵だけで進もうとはせず、うまく本の力を借り、壁を乗り越えていってください。

ではでは。

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