Story 3. WOOLTILEブランドの仕上げ
ブランドとしての概略が決まり、チームも組んでいよいよ具体的な商品開発に入っていきます。
トーンアンドマナーのディレクション
ほぼブランドとしての概略がかたまり、チームができ、次のステップは具体的にブランドをつくっていくことになります。まずは、アートディレクターになってもらった長砂さんへのオリエンテーションからはじまりました。
これまでの書いてきた内容を説明した上で、トーン&マナーについてもある程度こちらから要望を出していきます。
Story 1. WOOLTILEのはじまり。ブランドの建てつけ
Story 2. WOOLTILEブランドの組み立て(流通とチームをづくり)
トーン&マナーの概略(もっといっぱい言いましたが、そのメモを紛失してしまいました・・・)
・タイルカーペット感が出ていること
・男性的でもあり女性的でもあること(かっこよくもかわいくもあること)
・「DIYカーペット」という新カテゴリーをつくっていけること(DIY感)
大きくはこの3つに絞ってロゴデザイン、商品デザイン、をお願いすることになりました。
ブランド名、コンセプト、ロゴの完成!
ブランド名 : WOOLTILE
コンセプト : DIYカーペット
ステートメント
WOOLTILEは誰もが簡単に床をつくれるDIYカーペットです。
並べて置くだけでラグになり、床一面を敷き詰めるのにも難しい工具は不要。
お好きな色柄を並べるだけであなただけの空間をつくることができる新しい床材です。
ずっと触れていたくなるほど肌触りが良いウールのカーペットは、
調湿や防音など機能性にも優れており、一年を通して快適な空間をつくります。
ご家庭やオフィス、店舗やキッズスペースなど、
発想に応じて様々なシーンで活用することができます。
またお子さまでもパズル感覚で楽しく敷くことができます。
WOOLTILEを手がけるのは、大阪でウールカーペットを専門に
製造をし続ける堀田カーペット株式会社。高級ホテルや
ラグジュアリーブランド店舗等の敷き込みを数多く担っています。
WOOLTILEは自ら空間をつくる喜びや楽しみ、そしてカーペットの
気持ち良い暮らしが広がることを願っています。
このようにして、ブランドは組み立てられていきました。実際に、ここまで決まるまでに、コンセプトは、「床を楽しむ!」という言葉が出てきたり、ロゴやブランド名も細かな部分の議論はたくさんありましたが、やりたいこと、伝えたいことをストレートに伝えるためには、
ブランド名 WOOLTILE
コンセプト DIYカーペット
というのは、落ち着くべきところに落ち着いたと思っています。
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