Story 5. WOOLTILEのコミュニケーション
DIY感をどうやって伝えていくか?
Story.4までで商品開発までのお話をしましたが、実は一番始めの頃からコミュニケーションについては、かなり深く考えていました。
自社ECを主線に考えるということは、そもそも自社ECへの流入をどうするのか?や「DIYカーペット」といってもご購入いただくお客様は、「なんのこと?」という感覚になります。そもそも「DIY」は知っているけど、「DIYカーペット」は聞いたこともない言葉です。なので、「DIYカーペット」の伝え方は、新ブランドとしてもっとも大切な要素の1つです。
コミュニケーション1 パタパタ動画!
早く皆様にネタバラシをしたいのですが、ウェブサイトの公開までもう少しお待ち下さい。
言葉で言ってもわけがわからないと思いますが、様々なWOOLTILEの組み合わせの写真が「パタパタ」と切り替わる、そんなgif動画をつくっています。
一例がこんな感じです。
コミュニケーション2 シミュレーションソフトの準備
これもまだ公開できないのですが、ECサイト内で、自分の好みのサイズを選び、そこにパズルのようにはめ込んで、どんな柄ができるのか、シミュレーションができるように準備をしています。そのままご購入いただける仕組みも準備中です。
コミュニケーション3 ドット絵を使った販促物
自社ECにきていただけるようにするために、様々な場所でこんなカードをお配りしようと思っています。絵柄は全部で16種類!
すべて実際の商品で再現していただくことができる柄です。なかなかこのような柄にする方は少ないかもしれませんが・・・。
コミュニケーション4 GOODDESIGNAWARD応募
堀田カーペットはこれまでグッドデザイン賞への応募をあまり意識したことがありませんでした。特に理由はありません・・・。ただ感度が低かっただけなのかもしれません・・・。ですが、今回のWOOLTILEは、まさしくグッドデザイン賞に興味がありそうな方に、知っていただきたい商品です。「デザインに興味がある→家もおしゃれ」という単純な発想ですし、まだ受賞できるかもわかりませんが、「DIYカーペット」という新しいカテゴリーをつくっていくチャレンジ、「アキスタイル」という技術があるからこそできるデザイン、自分でいうのも変ですが、良いところまでいけるのではないかと思っています。応募期間最終日に気づき、ぎりぎりで応募させていただきました。
コミュニケーションの方法は、これだけではなく、ずっと考え続けていかなくてはならない課題です。
4つのコミュニケーションにいきつけたのは、Story.2でご紹介したチームメンバーのおかげです。
Story 2. WOOLTILEブランドの組み立て(流通とチームをづくり)
このプロジェクトが始まるときから、どのようなコミュニケーションをとるのか?はみんなでずいぶん長く議論を繰り返してきました。チームメンバーの中にカメラマン、ウェブディレクターもはじめから一緒に入ってもらえていたことで、写真を使ったコミュニケーションを思いつくことができました。また岐阜県美濃太田市にある家具屋さんWOHLHUTTEに、撮影のご協力をいただけたことは、アイディアを実現していく上でとても大きな出会いとなりました。
あらためて、このチームのメンバーのおかげで、もう少しで発表できることろまで来ています。心から感謝しております。
クライアント(事業主)として思うことは、「誰とやるのか?」はとても大切なことだと日々思っております。ブランドの建て付け、チームづくりの段階で勝負あり!だと思っています。まだ1枚も売れていませんが、間違いなく・・・、たぶん・・・、いや絶対売れる商品だと思っています!
次回WOOLTILE立ち上げストーリーのラストをお届けします。
前の記事
Story.1 ブランドのはじまり。
Story.2 ブランドの組み立て。
Story.3 ブランドのしあげ。
Story.4 WOOLTILEの商品開発。